師走

2020年も12月に入り、残すことろ1ヶ月となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。


私個人にとっても家族にとっても、2020年はコロナも然り、それ以外にも本当にたくさんのことが起こりすぎて、何が何やらという忙しさでしたが、どうにか12月1日の暦をみて、今年もなんとか走り抜けてきたのだと、安心とも違うような不思議な一息をついたのでした。


今年は外出自粛期間に世界中で様々な発信の形が生まれ、それらは今も継続しているものもあります。そして様々な常識が覆され、多くのことが一新し、これまでの基準が通用しなくなり、個々人の考えや意思がこれまで以上に重みを持つ時代に変化しつつあるように感じます。誰もが知っている有名チェーンのお店の前にテナント募集中の赤い看板が下げられ、その隣の小規模な個人店に長蛇の列ができているというのは、珍しい光景ではなくなりました。


今こそ、自分が本当にどう生きたいのか、どんな人生を作りたいのか、真剣に考え抜かねばならない時なのでしょう。
とはいえ私は性格上、声高に何かを主張したり扇動したりするようなアピールは不得手なもので、この時代の中での私の在り方はどういう形がいいのかと長らくあれこれと思案しておりました。


その結果、今現在の結論としては、「全力で好きなものと真摯に向き合う」ということになったのです。
例えば一つ一つの買い物についてもっと真剣に考えてみる。使うもの、食べるものは本当にこれでいいのだろうか。具体的には、以前から気になっていたクルエルティーフリーについて、自粛期間の時間がある時に調べたり読んだりして知識を深め、それを踏まえて自分はどうすべきなのかを考え、まずは変えられるものからクルエルティーフリーのものに変更していくという消費行動を選択したり。地元の野菜を以前よりもさらに意識的に選ぶようにしたり。世界の資本主義経済というのはそもそもどんな仕組みになっているのか、少しずつでも一から勉強し直してみたり。自分が万が一死んだらその後家族に迷惑がかからないようにするにはどうしたらいいのか、具体的な方法を調べて出来ることから準備を始めてみたり。


今は、誰かに何かを主張するというよりも、まずは自分の行動を変えて、その自分自身を俯瞰して観測してみるという状態なのです。仮にも発信する側の職業として、それはどうなのだろうかとも思ったのですが、それでもやはり自分に正直でありたいし、自分のペースで焦らずに進めるべきなのではないだろうかという考えでの結論です。


そんなわけで、少し考える時間も取れましたので、そろそろアウトプット。また少しずつここにも文章を書いていけたらなと思っております。
インスタグラムは現在、日本語・タイ語・英語で書いております。タイ語は「これはペンです」レベルのお話なのですが書くことで少しずつ上達したいと思い、奮闘しております。
英語は、無理やり英語で記事を書き始めた頃よりは多少不自由さを感じづらくなってきましたがやはりまだまだです。最近は少し、良い英文を読む時間が減っていたなと思いますので英語読書や英語ニュースを読むという課題も引き続きまた頑張ろうと思います。
日本語は、相変わらずですね。母国語といえどもやはり良い文章に触れていないと錆び付いてしまいますから、こちらも油断せずに精進したいと思います。


ここを読んでくださっている皆さまへ、感謝を込めて。


麻里







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