突然のタイ出張

さて、もう先週の話になってしまいますが、突然の決定によりタイのバンコクのアートシーンに単身投げ込まれることになった私は、およそ1年前から本腰をいれた英語を駆使してどうにかこうにか一人であれこれと用事をこなし、無事に帰国したのでした。
英語の勉強は主人の展示のことで必要となるためにやらざるを得なくなったわけでしたが、まさかこのタイミングで、しかもアメリカじゃなくてタイで使うことになるとは思いもよりませんでしたが、今回はとても良い機会でした。
タイはバンコクのみ約3日半の滞在でしたが、その間に美術館展示やギャラリーの企画展、アート展示ができそうなカフェも含めた様々な場所のリサーチなどを行ったり、主人が去年の個展やグループ展でお世話になった方々にご挨拶をしたりしながら、およそ30の箇所を駆け抜けるようにして(文字通りギャラリーとギャラリーの間の道の移動はほぼ小走り)朝7時からよる9時までご飯を食べるのも忘れて巡っていました。
バンコクの一般的な観光旅行とは全く違った動きをしていたためか、いたるところにたくさんいると聞いていた日本人にも多分ほぼ遭遇せず。アートシーンで出会った日本人は主人の知り合いの方おひとりのみでした。お客さんはタイの方か他国の方が多かったなあ。
そんなこんなでわちゃわちゃと巡ったバンコク。タイのコーヒーが美味しくなかったというのは遠い昔のお話のようで、いまは安くて美味しいハンドドリップの新鮮な焙煎のコーヒーがあちこちで飲めます。エスプレッソマシーンによるアメリカーノもあちこちにあります。
バンコクのコーヒーのレベルはとても高いなと感じました。日本の約半額できちんとしたコーヒーが飲めるんです。滞在中はじゃぶじゃぶ飲んじゃいました。(わたし一日に何杯での飲める人です。)
コーヒーのレベルの高さと同時に、英語がどこでも通じることも噂には聞いていましたが
とてもありがたく思いました。バンコクのお店であれば英語さえ話せれば何も不自由することがありません。コンビニでも、小さなカフェでも。タイの方々はこちらがタイ語が話せないとわかるとすぐに英語に切り替えてくれるんです。
そもそもこれは本当に単なる偶然でしかないのですが、2020年の年越しに突然右も左もわからないまま「あけましておめでとう」をタイ語で練習しはじめた私。あれは何かの予知だったのでしょうか。それから2週間でバンコクに降り立ち、憧れのアーティストにも会うことが叶ったのでした。タイ語を勉強しはじめたのもタイウィジットさんという大好きな
アーティストさんとタイ語でお話しがしたかったから。ただそれだけのために、独学でスタートしたのです。

タイウィジットさんの個展はGallery VER と Artist +RUNさんの二箇所同時開催。
これまでネットの動画でしかお話しさせていただいたことがなかったタイウィジットさんに直接会うことができて、そして本当に素晴らしい多くの作品に囲まれて、涙が溢れました。




タイで巡った展示、タイウィジットさんの展示も含めて、それぞれの細かいレポートは短く個別にインスタグラムに投稿しましたので、お時間がございましたらそちらも覗いてみてください。


鈴木麻里オフィシャルインスタグラム
@suzuki_mari_official
 

今回の旅でいろいろやりたいことがあったのですが、その中のひとつに私なりの方法でタイとタイ人とタイの文化を理解してみたいということがありました。
そのために実践したのがお祈り。観光地化された場所ではなく、地元の人がさりげなく通っているお寺やお祈りの場所(そういうところが街中のいたるところにあるのです。小さいながらも人々に大切にされている場所なのだということがよくわかります)で地元の人に混じって見よう見真似でお祈りをさせていただきました。毎日それを展示巡りの間にしていると、だんだんとお辞儀もなにもせずにその祈りの場の前を通り過ぎることが出来なくなってきました。無視して素通りするのはなんだかとても居心地が悪いのです。タイの人たちが信心深いとかお祈りに熱心である、ということももちろんあるとは思いますが、
お祈りを捧げることが日常に根付いているということを、ほんの少しだけ体験できたような気がしました。それは何かをお願いするというよりも、今日もありがとうございます、みたいな気持ちのお祈りです。
遠い将来かもしれませんが、タイ語がしっかり話せるようになったら、タイのアート関係の多くの人たちと作品や文化についてタイ語でたくさん話せたらいいなあ。タイの資料についてもタイ語で読めたらいいなあ。大好きな読書もタイ語で楽しめたらいいのになあ、と夢は広がります。
帰国してからも少しずつですが、独学でタイ語の勉強を続けています。遅々とした進捗ですが、それでもちょっとずつちょっとずつ。来年の今日くらいまでにはなんとか展示のオープニングレセプションなどでタイ語を使って話せるようになってたらいいんだけれど。どうでしょう。がんばります。










At last week, I had my business trip for art to Bangkok. I had ever been to Thailand for twice, but then I had to join shooting for scuva diving magazines and some movies for ad. And then, Bangkok were stopped by for transportation to the southern Islands.
On this time, Tetsu(contemporary artist and also my husband) couldn’t go to our favorite artist’s opening party, First we had a plan to go there together, but he had another things to do in Japan. And, I don’t know why it was happened, he decided send his wife to Bangkok although she had no skill for survive in abroad on totally alone. He send some text to his friends and residents in the art world about his wife will go to Bangkok on next Wednesday(3 days later), checked her flight and hotel.
So, “his wife” is of course “me”.
I researched some exhibitions in Bangkok and galleries where I want to go in a hurry because I had no time.
That’s why I traveled to Bangkok. It’s a good for me. I could see many art works in Thailand in person. I couldn’t have any sight seeing trip like a travelers to enjoy eating, seeing many tourist spot(good for Instagram), massage, shopping and so on. I walked around in Bangkok from morning (maybe 7 a.m.) to night(about 22 p.m.) for three days and a half with my full energies. I had no guide book as to want to see the art. There were the official printed map for some art galleries in Bangkok and google map in my hand.
What I finally understand is many people in Bangkok can speak English well. If you can’t speak or read Thai language, it’s no problem for your trip. In other words, I had no chance to use Thai language , I had learned it only 2 weeks, though.
I start learning Thai language as the reason for talking with my favorite and respected artist with his mother language. Because the language is the culture.
Many words will not translate in English directly because they are different languages.
As I wanted to understand about Thai, I tried to play some shrines with many local people. It’s not the place for tourists, small but silent place for their play. Sometimes there are next to the crowded road ,in front of store or beside little street called “soi”.
I felt that it is not appropriate to take a photo. I have no pictures explaining these situations. Please imagine it on your mind. For about three days, I played and sometimes did “WAI” like a bow with pressing hands in front of my face. In the end, I realized that I couldn’t pass some shrine without “WAI”. Many locals did it, and I felt that it was the natural behavior in their daily life.
And then, my “ko-pun-ka”(means thank you in Thai language) may be little changed. I don’t know what is it. It’s so small, but little bit deeply incident in my mind.
When I lived next to the big shrine in Japan, many locals were bowed when they passed in front of the shrine. It’s not special for them. I recalled it during my trip.
After this trip, I have studied Thai language every day. One day, I want to talk with my favorite artists, curators, gallerists, and researchers or writers about art in Thai language.





↑巨匠を前に必死。その連続だったタイのアートトリップ。みなさん世界のトップアーティストやキュレーターなのにちゃんと会話してくださるんです、本当にありがたすぎる
アーティストのみなさん、キュレーターのみなさん、ギャラリストのみなさん、ขอบคุณมากค่ะ

コメント

短い期間の間にタイを少しで満喫できて良かったね!(*^^*)

勉強してきた英語もしっかり話せてタイ語も勉強できて本当に充実できたのは良かったね!

本物のコーヒーにも出会えてまたタイに行けたらいいね!(*^^*)

醤油らーめん 2020年02月03日

もうすっかりタイになじんでいますね。さすが、まりさん。これからも、タイ語も含めて、文化交流等、頑張ってくださいね。

みーまる 2020年01月30日

1年で英語が上達するなんて素晴らしいです

Kyo 2020年01月29日

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