年末は静岡市美術館で開催中の「バルセロナ展」へ。
たとえば貿易や産業が発展した当時、芸術家は時代を鋭く捉え作品に投影してきました。
こちらの展示でも、歴史を語ることと芸術は切り離せないものであることを改めて思う展示内容でした。
このバルセロナ展では、作品を巡りながら都市開発や芸術文化の華やかな足跡をなぞります。
そして心惹かれた展示のひとつに、バルセロナのカフェレストラン「Els Quatre Gats 四匹の猫」での芸術家たちの活動がありました。ピカソをはじめ若き日の名高き芸術家たちが集い、芸術雑誌や個展、コンサートなどを開いていた様子が伺えます。
芸術への溢れんばかりの情熱と可能性を信じ、あらゆる芸術を盛り上げるべく作品製作や表現活動に没頭していたようです。
四匹の猫を訪れる誰もが芸術を愛し、血の気盛んに芸術に取り組み、彼らにとっては人生に欠かすことのできない交流の場だったのだろうと想像します。きっと活気に溢れ、瞳を輝かせながら芸術家たちは憩い、同じときを過ごしてきたのでしょう。彼らの活動によって、現代でも枯れることのない芸術という文化が築かれたのだと思います。
本展は、バルセロナの約80年の歩みと華やかに進化を遂げていく多彩な芸術文化を辿りながら、ゆたかな心の旅へ誘ってくれました。
解説は、鈴木麻里さん。麻里さんの音声ガイドがこれまた素晴らしかったです。
優美なバルセロナの芸術とともに至高のひとときを味わう時間でした。
△静岡紅茶とお菓子のセット
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ゆりえさん、年末交通会館の静岡の観光案内所に行きました、静岡には緑茶の他に和紅茶がありました。