最近読んだ一冊は、
「ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう」
スティーブン・ホーキング博士が生前に残していた記録から編集された一冊。
スティーブン・ホーキング博士をご存知のかたは多いのでは。なぜなら映画「博士と彼女のセオリー」は彼と前妻の人生を描いた作品だからです。彼の生き方に感動を覚えた人も多いはず。
こちらの著では、ビッグ・クエスチョンと題された難解ともいえる10の質問に対し、ホーキング博士が自身の長年の研究や知識から明快に答え、理論的にまとめてあるものです。彼はたびたびSF映画のタイトルを挙げ、宇宙の定理がわからない無知な私にも、わかりやすくユーモアに富んだ答えを示してくれます。
こういった著物を読んでいつも思うのは、彼らが生涯を通じて丹念に積み上げてきた研究を、私たちは本を読むだけでいとも簡単に知識を得ることができるということ。
無論彼らのように深い知識と理解には到達できないが、それでも容易くその片鱗を受け取ることができる。
私はこの目で見たこともないそれを〝自分の答え〟にすることはできないけれど、知る術のない宇宙の姿を教えてくれるのは、間違いなくスティーブン博士のような科学者たちであるということ。
そして私の解釈と感想にすぎないけれど、宇宙とは、限りなく不可思議で神秘に満ちた茫漠とした箱。その箱の中に私たちは地球という美しく安全な籠を得て我が物顔で居ついているのだけど、その籠を蝕んでいるのは私たち人類であるということ。
そして地球が美しく、生命に富んでいるのは、箱の中であらゆる力が働いているから。
宇宙は無限なのだろうけれど、地球とは有限であるということを改めて思います。
深刻化する気候変動問題。これは食い止めるべき問題であることと、地球の寿命を超えた千年先まで人類の種を残すためには、地球の外に新たな人類の籠を見つけないといけないのだと現実的な課題として思うのでした。
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ホーキング博士はすごいね!
病気にも頑張って立ち向かって色々な研究にも携わって研究者として頑張ってる姿は尊敬しますね!
宇宙というものははかりしれないけどそれを書物で教えてもらえるのはとても凄いことだよね!
私みたいに学がないものには到底追い付けない領域だけどたくさんのことを教えて貰いたくなるね!(*^^*)
地球の問題も種を残すためにもいずれ宇宙に羽ばたいていくこともあるんだろうね!(*^^*)