あの時、たまたま、あれをやっていて…
今につながったんだよなあ
と思うこと、ありませんか?
意図的に努力を重ねたことが実を結ぶこともありますが、
その努力を結果に結び付けた
最重要の鍵となるものは
「たまたま」の産物だったりするんです。
けれどこの「たままた」「偶然」というのは
単に運が良かったというだけでは
片づけられない部分もある気がします。
努力を重ねていなければ
嗅ぎ分けられない何か。
その何かが視界の端を通りかかって
それにふっと気がついたっていうことかもしれません。
本人にとっては
何気ないひとコマであり、
だからそれを後から思い起こせば
「あの時、たまたま」になるわけです。
私は今までにあった良かったことや
ラッキーだと思ったことを振り返ってみて、
そういう「たまたま」を掴めた時に
明るい道が開けてきた気がします。
だから
頭の片隅によぎったこと
ぼんやり歩いていて、ふと目を留めたもの
そういうことを大切に扱うようにしているんです。
心が一生懸命、「これこれ、これです」
「そこ、いやちがう、もっと右!」
と教えてくれているような気がして。
その心の声はとても小さくて
印象的ではなく、
うっかりすると忘れ去られたり、
気に留められなかったりするような声です。
考え抜いてひらめいたことも大切だけれど
チャンスとヒントは
ひらひらと思いがけない時、思いがけない場所に
漂っている。そんな感じです。
やりたいことが見つかったら
それに向かって、今やるべきことを努力すべし。
とは言っても、
やりたいことが、漠然としている
どんな努力をしたらいいか、よくわからない
そういうこともありますよね。
とりあえずそんな時には、いろいろやってみる。
そのうち、「あ、これやったらいいんじゃない?」とひらめいたりとか、
的確なアドバイスをくれる人が現れたりとか、
なんらかのコトが見えてくるものです。
最近、ずっとやりたいなと
漠然と思ってきたことに対して
ほんの少し具体的な目標が見えてきました。
Aという目標に対して、
何をすべきか、具体的な手法のBやらCやらを考えていた日に、
偶然、Aに関係した人物が犬を散歩させている場面に遭遇しました。
そしてAに関する以前から買おうと思っていた出版物も入手できました。
何気ないこと。
だけれど、嗅ぎわける力を蓄え、
目標を見失わない様に進むこと。
偶然と運命、
努力の結果とラッキーな展開は
いつもニアミスしている気がします。
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