ダミアン・オルテガ《ワープクラウド》

今回の静岡出張は、静岡滞在時間約2時間で戻ってきたので、お土産を買えず。
でもよく考えればすぐ隣の県なので
また遊びに行けばいいね😆


新潟では
へぎそば、たべましたよ👍✨
狙って入ったお店ではなく、偶然ではありましたが
美味しかった😋
ふのりを繋ぎに使うんですね、へぎそば。
独特な色で、海苔と知って納得です。
実は表参道にある新潟の物産館で、新潟の食べ物を買おうかなーと思ったりもしていたんですが、いやいやこれからアート旅行で行くって分かってるのに今フライングすることない!楽しみは後にとっておこう!と思って我慢してたんですよね。
感動の出会いのために。

へぎそば、今度は自宅でも楽しもうと思います。

さて
大地の芸術祭で観たものは挙げていけばきりがないので、このあたりで最終回にしたいと思います。



最後は

ダミアン・オルテガさんの作品
《ワープ・クラウド》

今年の新作です。









旧関芳機織工場を使っての展示で、

糸に石膏のようなもので作られた白い球体が括り付けられています。
一番下には銀色の雫のような形のものが。






白い球体は2種類の大きさがあり、
ゆっくりと見ていると、ある一定の規則性を持って大小の球体が並べられていることがわかります。
しかもそれは、かなりの厳密な精度で整列しているのです。
見る角度によって、それらが明らかになってきます。

大きな球で六角形を作り、それらの合間に小さい球が2つずつ配列している様は、まるで雪の結晶のようです❄️

公式ガイドブックにある解説文には「水の分子のような構造に配置した」とあります。
改めて水の分子について調べてみるとまさにこの六角形のような形が、水が氷になった時の構造に似ているように思えました。


ランダムに並べられているかのようにも見える白い球体が、作品の中を歩き回っているうちに、ある一定の角度から見える場所まで到着した瞬間に、
パチっと、氷の分子に見える。

特定の条件を満たした瞬間から気体、液体、固体と様々に変化を遂げる水そのものを
鑑賞者が動き回ることによって、よりはっきりと伝えているようにも受け取ることが出来ました。




2階には床に置かれた球体。





雪原の中、風に吹かれて勝手に出来上がった小さな雪玉のようにも見えます。宇宙の星々とも言えるかもしれませんね。

糸と、大小2種類の球体と、銀色の雫型おもり

これだけで、あっと言わせる世界を構築したダミアン・オルテガさん。

今回初めて知った作家さんですが、
もともと風刺画家をされていたところから
アート作品を作る作家になった方らしく
身近なものを使った作品が多いようです。

日本ではあまり紹介がないようですが、
車を使った大きな作品があったり
面白そうな作品がいろいりあり、
ここをきっかけに、日本でもダミアン・オルテガ作品が見られる機会が増えたらいいなあと願います。

1階には作品を制作するのに手伝った人たちと作家本人との記念写真も飾られていて、ほのぼの。
世界的アーティストと一緒に作品制作に携わるというのは、本当に貴重な機会だと思います。







そんなこんなで
やっと行くことが出来た越後妻有アートトリエンナーレ2018
全ての作品は見ることはできなかったし、かなり余裕をみたスケジュールにしていて、たぶん一般的にここのイベントに来る人たちよりも見た数だけでいえば少ないと思います。
強行軍な鑑賞ではないように、一つ一つじっくり見ていこうと予定をたてて見てきましたが、これだけ世界的に活躍するアーティストたちの作品を見る機会は、なかなか日本では無いのではないでしょうか。

世界的に見れば、巨大な作品を発表するアーティストも多い。けれど日本の展示で、特に首都圏などの展示場所が限られたところでは、なかなかそれを設置したりするのはいろんな点から難しかったりもする。
そういうことも、場所によってはクリアにしてくれている大地の芸術祭。
面白かった!また3年後も家族揃って行けるといいな。








When my last mission in Shizuoka, I couldn't buy and eat some local food because I had no time.
But when I went to Echigo-Tsumari Art Triennale 2018 with my family, we could enjoy some delicious rice and soba called " Hegi-soba"👍✨

We saw "Wrap Cloud" by Damiáne Ortega.
He made this in the vacant spinning factory.
This place is an area of heavy snowfall, and this town is named Miyuki town which means beautiful snow.
He uses two sized white balls,threads and silver weight shaped drops.
It seems that 6 big balls make a hexagon. It looks like the crystal of snow.
According to the official guide book of this show, these balls look like "molecule of water".

In Japan, Damiáne Ortega's works are not introduced yet. I want to see more his works at Japanese Galleries or Museums.











コメント

思い出に残る旅になったようで、本当に良かったですね。。。

みーまる 2018年09月21日

まるで繭玉を思い起こさせてくれるアートですね。
静岡のお土産が買えなかったのは残念ですね

Kyo 2018年09月21日

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