内海昭子《たくさんの失われた窓のために》

越後妻有アートトリエンナーレ2018

同じくイベント告知物などでもよく見かけた
内海昭子《たくさんの失われた窓のために》
という作品にも立ち寄って見ました。


目線が窓の真ん中あたりとちょうど同じ高さにくるように一人用ミニ観測台のようなものが設置されていて、そこで写真撮影をするために順番待ちをする人たちの長蛇の列が人気を物語っていました。

私はそこには並ばずに少し横の遠くからひっそりゆっくり鑑賞しました。

それでも広いから
充分真ん中っぽくみえます。








風にたなびくカーテンが美しい。

そういえば小さい頃、家のカーテンの裾の近くに寝転んで、窓を開け、
カーテンがひらひらと風に揺れるのを眺めながらぼんやりするのが好きだったなあ。
母によく「顔が日焼けするからやめなさい!」と言われてたけど。


内海昭子さんの窓は
いろんなことを思い起こし、
「あの日の窓」に、自分を連れて行ってくれるものなのかもしれないですね。


2006年に設置されて以来、この場所から四季折々の景色を切り取り続けてきた内海作品の窓。



ここもぜひまた、別の季節にも来てみたい!と思う場所です。

近所だったら毎週のように通うのに!!




この作品の周りも気持ちの良い緑が広がるちょっとした公園になっていて、景色のみでも本当に素晴らしいところです。


This is a permanent work by Akiko Utsumi.
Calm wind, green lawn, beautiful sight...
Her work makes "a private wind flame" on this sight.
I want to come here again!
Spring will take me more beautiful scene!!


コメント

そうですね。カーテンが、風にたなびいているのを、何を思うことなく眺めていたことが、昔、確かに私にもありました。。。また、どの人の記憶にもあるものを、形にして芸術にするのは、本当に素晴らしいアイデアだと思います。

みーまる 2018年09月17日

風を感じることができて素敵なアートですね。
自分の家ではキンモクセイが匂う季節となりました

Kyo 2018年09月17日

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