台風の被害からすぐの北海道の大きな地震。
ようやく今日になって新幹線や飛行機が動き始めたり電気が復旧したエリアが出てきたというニュースをみました。
北海道の皆様は大丈夫でしょうか。
世界的現代アーティストの奈良美智さんが頻繁に通われている北海道の飛生。この週末から始まる予定だったアートイベントである飛生キャンプは今年は中止する決断をしたとWebでお知らせが出ていました。
一時はあの広い広い北海道全土が停電するという、想像もできないような事態。余震もある中、電気もなく、水も出ないところもあったりと、本当に心細い時間を過ごさせれていることと思います。
一日も早く、復旧が進みますように。
猛暑、台風、地震、火山
とにかく自然の脅威を目の当たりにすることの多い今年。
ネットで知ったツナ缶のランプをみて、なるほどと思ったり。
日頃から情報を集めておくのも、本当に大切なことだと感じました。
さて
9月に入り、いよいよ芸術の秋も本格始動という感じで、
各地でアートイベントや、目玉となる展示が次から次へと始まっています。
写真があるものはまたまとめて書きますが
最近だと太田記念美術館で始まった「没後160年記念 歌川広重展」で、美しい色の浮世絵の世界に浸ったり。
広重の版画、そして肉筆画は本当に美しく、
繊細な表現にため息が出ます。
そうかと思えば、とてもラフな線でコミカルな絵もあったり。
東京都美術館では「没後50年 藤田嗣治展」をようやく見に行く事ができたり。
藤田嗣治に関しては以前、伝記も興味深く読み、
コレクターのであった平野政吉さんやシャーマンさんの尽力、彼らの収集した藤田作品も秋田県立美術館や目黒区美術館の展示で見てきたので、
今回の回顧展もとても楽しみにしていました。
没後50年を記念した今回の展覧会は、藤田の画業を体系的に振り返る事ができるまとまった回顧展で、凝縮された内容。充実した展示となっていました。
藤田嗣治といえば乳白色の肌の裸婦や、猫の絵を思い浮かべる方も多いかと思いますが、彼の乳白色がどのようにして生まれて行ったのか、またその後、南米を旅した頃の雰囲気の異なる作品群や、《アッツ島玉砕》に代表されるような戦争記録画、藤田が撮影した映画作品などの展示もあり、
いかに生涯にわたり、時代と闘い続け、さまざまな挑戦をし続けたかが垣間見られる展覧会だったように思います。
藤田はとても筆まめな人で、生涯に渡り本当にたくさんの手紙を書いています。加えて今回展示には書き溜められた日記もありました。
これだけたくさんの言葉が残っていれば、藤田嗣治という画家を知る手がかりとなる証拠資料が多いということになりますが、いろいろ見てきて個人的に思ったのは、本当に大切な想いは文字に書かれていないのかもなということでした。
肝心な本心は心の奥底に沈め、唯一絵の中にだけ、それを閉じ込めて行った、そんな気がしてしまったのです。
これはあくまでも私の個人的な感想であり、学術的な証拠がある話ではないので、そういう見方もあるのかもねーくらいな話なのですが、まあ、そんな印象を受けてしまったなあというおはなしでした。
展示の最後には東京都美術館お馴染みのフォトスポット📸
手前のパネルは、しりあがり寿さんの絵です👍✨
図録も買いました👍
他には
高崎にあるリンアートアソシエーションに以前から行ってみたいなあと思っていたのをようやく実現したり。
http://rinartassociation.com/top
この時は白川昌生「制作過程」展でした。
赤の設計図のようでもあり一つの作品でもあるようなドローイングが印象的です。
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手前は2018年の新作の立体《道草の百合》
赤い絵は《赤ー彫刻》のシリーズで1980年代の作品。
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《大地から》の2作品はなんと
画材として土が使われています。
(アクリル絵の具、墨、紙、土という構成)
リンアートアソシエイツさんは3階建てなのですが、
1階には大きな新作が2点。
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《残響する森》
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《夏に出現した》
写真が多くなって載せきれないので次に続きますが、
この日いっしょに見たのはハラミュージアムアークの展示。
高崎から近い渋川にあります。
どちらも、高崎方面に来たらまたぜひ立ち寄りたい場所です。
ということでハラミュージアムアークの話は次回。
アート鑑賞
2018年の165件目、167件目、168件目、169件目
9月の2件目、4件目、5件目、6件目
でした。
8月分でまだ書いていないものもあるので、少しずつ書いていこうと思います。
In Hokkaido there was an earthquake with an intensity of 7 on Japanese Earthquake Scale.
It was very strong shake. All area in Hokkaido's electric lights went down. I couldn't believe it's true because Hokkaido had very large land in Japan.
Tobiu Camp 2018 was canceled due to this earthquake and last typhoon no.21. Yoshitomo Nara who was the famous artist participated in that art festival for a long time and he got involved this disaster. He and staff of this festival were all safe, but they are still in trouble.
I'll play for these disasters in Japan. May all of you in Hokkaido are safe.
Recently we had many disasters in Japan.
I knew how to use the can of Tuna as an emergency light🕯
We have to make it a habit to prepare for some unexpected accidents.
By the way, I went some art exhibitions in this week. Hiroshige Utagawa's woodblock prints were beautiful works.
And "Foujita: A Retrospective Commemorating the 50th Anniversary of His Death" was good show at Tokyo Metropolitan Museum of Art. I read some essay about his life and I went to see his works at Akita Museum of Art and Meguro Museum of Art,Tokyo. As he sent many letters and left many diarys, his words about his life and works were known by present people. But I wonder if he put his deep heart out of our sight with remaining many words. I felt that his real mind were hiding in his works deeply.
When I went to Gunma prefecture, I could see some contemporary art. "rin art association"
is a contemporary art gallery at Takasaki city.
http://rinartassociation.com/top
I could see Yoshio Shirakawa's solo
exhibition contained some new works in 2018.
Red drawing were impressive works.
And these works were made by soil and other painting materials.
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コメント📝
Kyoさん
みーまるさん
のぶちゃんさん
コメントありがとうございます😊
Kyoさん
風邪流行ってますね。気をつけなければ。
季節の変わり目はなかなか、難しいです。
みーまるさん
台風、ご無事で良かったです。
各地の被害は本当に凄まじいものでしたね。
自然の脅威ですね。
のぶちゃんさん
すごい!さすがのぶちゃんさん。さては鎌倉マニアですね😏👍✨
まりさん、余談話ですが横須賀線に2年後に新車のE235系が導入です、しかし普通席はロングシートです。