来ました!「若冲と光瑤」@石川県立美術館🎧🎤

きました!


若冲と光瑤
石川県立美術館での展覧会


ついに来たー!




若冲と光瑤
http://www.jakuchu-koyo.jp/index.html

石川県立美術館
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/








家族旅。
ですが!今回ウィルさんはホテルでお泊り保育。ごめんよ🐶



さて

伊藤若冲と
石崎光瑤の
美の世界、展覧会です。


伊藤若冲はすでに公式サイトなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが

展示室内には
《仙人掌群鶏図襖》や《象と鯨図屏風》などの
目玉となる作品をはじめ、あれもこれもと名品が次から次へと登場。

充実した展示ラインナップで
見応え抜群の展覧会構成です。

伊藤若冲についてこれだけまとまって作品を観ることができる、素晴らしいチャンス!次はいつ巡ってくるかわかりません。

様々な年代の作品が揃いましたが、
私は今回のラインナップの中では特に、若冲の晩年の作品の中に見られる、楽しさ、優しさが大好きです。
絵を心から欲して生きる喜びのように描いた様子が感じられる作品が晩年にはかなり揃っていて、
努力と才能と心の余裕(それも良い方向に作用する)の絶妙なバランスの上に成り立つ若冲という人の作品。
いかに伊藤若冲が稀有な人だったかと、改めて感じさせられもしました。

だいたい、そもそもですよ、
しゅぅっと筆を走らせただけで鶴の体や人物の後ろ姿を表現したり、
迷いのない筆使いが活き活きとしていて、
かと思えば筋目がきという、日本画の技法では本来失敗やタブーとされていた墨の周りに白い線ができてしまう現象を技法にして、細かいところまで筋目がきオンパレードだったり、

そんなの、なかなか出来ないでしょう。
尋常ではないんですよ、あれもこれも。
筋目がきなんて、いまだに完全に再現しようとしてもかなり困難らしいのです。

若冲、おそるべし。
墨の魔術師ですね。
私は会場を3周してしまいました。
たまらんね〜
時間が許すならば一日中でも居てしまいそうな勢いでしたが、後にいろいろと予定もあり、
3周でとめておきました。

石崎光瑤は、伊藤若冲の作品を発見したときの様子や、
ものすごい高い技術力を見せつけられる若冲の模写。
研究に研究を重ね、努力で培った画力が数々の大型作品を生み出した様子が伝わる、充実した展示。
新しい時代の人たちは常に、先人たちの偉業をみつめ、そこから学び、憧れながら
自らの努力で道を進んで行くのだなあと思いました。



今回レアな興味としては
版木がどこかのお宅の濡縁に使われていたことが後から判明したという、伊藤若冲の版画作品
《乗興舟》の展示が見られたのも、よかったですね。
版画と言っても、文字が反転しない、拓版という技法のもので、しっとりとした雰囲気があります。



ちなみにこの「若冲と光瑤」展の他に、常設展もあり、
国宝、野々村仁清の作品は写真撮影可で


《色絵雉香炉》
国宝ですよ、国宝


野々村仁清の国宝といえば
MOA美術館で《色絵藤花文茶壺》を見たときの感動を思い出すのですが、
こちらの《色絵雉香炉》はすごい存在感というよりは、
愛らしく、じっくりと眺めれば眺めるほどに、良さが増すように感じられる、不思議な優しい魅力がある作品。
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/collection/index.php?a...
↑こちらのページで詳しく見ることができます。




そんなこんなで
あれこれと展示を堪能しました。
初めて行った美術館でしたが、とてもステキな場所でした。場所も兼六園のすぐ隣。

アクセスしやすく金沢観光と合わせて堪能できますよ👍✨



若冲と光瑤展は
展示期間の比較的短い、約1ヶ月間の展覧会。
ぜひこの機会にお立ち寄りください。


図録も買いました🤗




若冲の本はたくさん出ていますが、若冲の絵を発見した石崎との関連なども含めて書かれた本はかなりレアだと思います。また、今回の展示だけでは紹介しきれなかった様々な伊藤若冲と石崎光瑤に関する情報が盛りだくさんです。石崎光瑤の高野山金剛峰寺への襖絵の話もあり、気になって、図録を読み終えてからいろいろと画像検索などもしたり。
図録に掲載された狩野博幸さんの文章「若冲は孤独だったか」には、売茶翁についての記述が詳しくあり、
これまでに読んできた狩野さんの本からその存在が気になっていた売茶翁、そしてその生き方、大典和尚と若冲のそれぞれの生き方なども含めて、面白い話が書かれています。
展覧会の記念のみならず、資料としてもしっかり楽しめる図録📖オススメです😊✨



そしてそして
私が担当させていただいた音声ガイドも
お立ち寄りの際にはぜひぜひ!ご利用下さい🙇‍♀️
よろしくお願いいたします。









ということで
アート鑑賞
2018年の139件目
6月の12件目
でした👍✨

この後も日本海側のアートの旅をして行くよ🤗💕












We went to see the exhibition "Jyakuchu and Koyo" at Ishikawa Prefectural Museum of Art(Kanazawa).
I played a museum navigator by recording narration on this exhibition. Visitors can enjoy my audio guide using a little machine and headset. (Sorry but this guide have only Japanese.)

コメント

自分の音声ガイドを聞く気分は丼な感じですか?

Kyo 2018年06月26日

まりさん、22年前に寝台特急「北陸」で金沢に行きました、俵屋の飴を買いました。

のぶちゃん 2018年06月25日

ははは。家族旅の楽しい感じが、画面を通じて伝わってきますよ。そして、置いていかれたウィルさんの嘆きも、、、なんて(^0^)。

ま-みる 2018年06月25日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

新着 落合芳幾の浮世絵とキース・ヘリングと三宅信太郎展
新着 名作は圧倒的に名作だった
新着
新着