最近読んでいた4冊📚
◯フィツジェラルド短編集/フィツジェラルド
「 華麗なるギャツビー」(グレード・ギャツビー)や「編集者パーキンズに捧ぐ」などでフィツジェラルドの作品は知ってはいたものの、小説という形で作品に触れたのはこの短編集が初めて。躍動感に満ちた世界観もさることながら地中からとめどなく湧き出す豊富な源泉のような文章には感嘆するばかりでした。光に照らされているかのように輝く言葉の粒に心を奪われます。
◯永すぎた春/三島由紀夫
わたしは三島由紀夫作品の、重厚で堅牢な作品も好きですがこの作品のように力の抜けた柔らかい作品もとても良いです。若い男女の純粋な愛、素朴で爽やかな人物は読んでいてとても清々しい。登場人物も個性的かつ洒脱に描かれていて面白い。
◯精神分析入門 上・下/フロイト
さてこの精神分析入門は気軽に人に勧められるかと言えば、好みが分かれると思うので精神分析の根本的な定義が知りたい方、もしくはフロイトの思想が知りたい方には読んでいただければと思います。
かいつまんで言うと人間には無意識な欲求-自我-超自我があり、無意識な潜在意識にある欲求という部分から精神分析に迫るというものです。
この書は、1915年〜1917年にウィーン大学の講義の内容を分かりやすく記してあるものです。難解な精神分析についてを医学に基づき理論的に丁寧に、フロイトの言葉によって導いてくれます。
私は内容そのものより、フロイトの明晰な思考と熱心な研究、理知的な考え方と講演内容の分かりやすさ、第三十五講においては当時75歳という年齢的なものからしても、こんなに頭脳明晰で研究熱心な人物だということに驚きました。
ちなみに人類の二十世紀最大発見といわれるものはフロイトの無意識・アインシュタインの相対性理論・マルクスの資本論と言われているそうです。
アインシュタインの相対性理論については、一時期熱心に色々調べたことがあったので、マルクスの資本論も勉強してみたいと思います。
(とてもすべてにおいて、完全なる理解というものは出来ないと考えています。彼らが何十年とかけたものを、たやすく全てを理解できるとは思えないので)
でも知るということにおいては、私達ができることのひとつです。その為に彼らが遺してくれた人類への導きだと思うからです。
さて
次に読む本は
◯白 痴 上・下 /ドストエフスキー
◯絹と明察 /三島由紀夫
◯伊豆の踊り子 /川端康成
#読書
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ゆりえちゃん結構難しい本読むからほんと読書家だよね!(*^^*)
博学知識がたくさんありそうだね!
凄いな!(*^^*)