燕子花と光琳and乾山@根津美術館

「光琳と乾山 芸術家兄弟 響き合う美意識」展


ちょっと前のことになってしまいましたが
大好きな根津美術館に行ってきました。

ここはコレクションの素晴らしさはもちろんですが、

表参道駅からも歩いていける立地、
都会のど真ん中にあることを忘れさせるような緑豊かな庭園、
お洒落なカフェと
いろんな要素が揃っている美術館なのです。


尾形光琳と尾形乾山の展示ということで
もちろん、兄弟二人の合作となるものも多数展示されています。有名なものだと角皿の作品あたりでしょうか、この形だけでも作品数は多く、タイミングが良ければ、気をつけてみていると様々な美術館の常設展示室などでも見つけることができます。

尾形光琳、根津美術館といえば
やっぱり
《燕子花図》なわけで、
今年も庭園のカキツバタ満開の時期に合わせた展覧会。

お庭の様子↓



燕子花を描いた日本画は他にも見かけたことがあるのですが、やはりこの尾形光琳には敵わないよなあと思うのでした。
べったりとした絵の具の印象かのように見せかけて、実は極めて立体的な色使い。
大胆に描かれているかのように見える部分もありながら、ものすごく緻密な作品。

今もその輝きは色褪せることなく
奥深くまで続く燕子花の景色に引き込まれます。



光琳と乾山は
二人で一つの作品を作ることもあったけれど、
それぞれの画風はかなり異なるんです。

そのあたりの比較も出来るというのが
今回の企画の面白さ。

乾山だけ、陶器のみではなく、様々な作品スタイルで見て行くと、
じわじわくる自由な動きに、心が踊ります。

ルールを知って
ルールを突き破り次へ向かう。

時代の最先端、モードは
様々な試みによって
常に進化させられて行くんだなあと思いながら。

最近、器の作品も好きになって来たので
じっくり魅入ってしまいました。




ということで
アート鑑賞
2018年の110件目
5月の1件目は
琳派に浸りました✨


I went to see "Rinpa" Art at Nezu Museum.
Nezu Museum is one of my favorite museum. They
have a good jaranese garden, cafe.
It's a quiet place although the place have been in the middle of Tokyo!
Many foreign gests come and enjoy this museum's collection and good Japaese place.


And it's a best season for Ires called "Kakitsubata" in Japanese.

Korin draw this "Kaitsubata" on Japanese folding screens called "Byobu".





コメント

根津美術館は、立地といい、飾っている作品といい、本当に素晴らしいですよね。

ま-みる 2018年05月31日

都会のなかにあるとは信じがたい場所ですね。

Kyo 2018年05月31日

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