以前、「グリーンランド 中谷芙二子+宇吉郎」という展示を見て
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https://beamie.jp/?m=user&a=blog&k=detail&target_c_diary_...
中谷宇吉郎さんという
世界的な雪の研究者を知ったのですが
そこから気になって
いつか記念館にも行ってみたいなあと思っていたんです。
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中谷宇吉郎 雪の科学館
http://kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/yuki_home/
そんなことを思いながら
ふと手にした本には
中谷さんのことが!
『ドミトリーともきんす』(中央公論新社)
高野文子さんの漫画です。
この本では
朝永振一郎さん、牧野富太郎さん、湯川秀樹さん、そして中谷宇吉郎さんという
4人の日本を代表する研究者が紹介されています。
高野文子さんの漫画を読むのも初めてだったのですが、
なんだか今まで読んだことのある漫画とは違う、静かな魅力に溢れていて、
描かれたそれぞれの学者さんたちにも興味が湧きましたが、高野さんの他の本も見てみたくなりました。
さてこの本の中では
それぞれの主な研究内容を簡単に紹介しながら、
人柄が浮き出るような面白いエピソードも満載に描かれています。
中谷宇吉郎さんについても、ご家族とのエピソード、昭和新山などの話も触れられていて、
そこから中谷さんご自身がたくさんの随筆を発表されていることを知りました。
そんなわけでさらに1冊
『中谷宇吉郎 雪を作る話』(平凡社)
も読んでみました。
この本は、『中谷宇吉郎集』(全8巻. 岩波書店)や『中谷宇吉郎随筆選集』(全3巻. 朝日新聞社)
などから、いくつかの随筆を抜き出した本です。
中谷宇吉郎さんの個性がとてもよくわかる面白い本でした。
雪の結晶を観測したり、それを人工的に作り出す苦労話はもちろん興味深く読みましたが
それ以外にも家族に物語を語って聞かせる様子はほんわかした様子だし、
春分の日に卵を立てる実験について、こと細かく検証している様子などは、
実験と検証をしなければ落ち着かない性分というか、なんだかあまりの真剣さにツッコミたくなるような感じもして、ニヤニヤしながら読んでいました。
中谷家の娘たちはそれぞれ
好きなことを全力でやる仕事へと進み、
それはお父様の姿があったからこそ、という話を展示の時に知ったのですが、
そんなことも含めて思い出しながら中谷宇吉郎さんの随筆も読み進めました。
やっぱり、雪の科学館もいつか行かなくちゃ。
そんなわけで
読書は
2018年の52冊目と、56冊目
4月の11冊目と、15冊目
でした。
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#ドミトリーともきんす
#雪を作る話
I knew about Ukichiro Nakaya at his daughter Humiko Nakaya's exhibition at Ginza(Tokyo).
Ukichiro was a scientist who made "man-made Crystal of Snow" at the frist time in the world.
And his daughter Humiko is an artists using Fog. She made many installations and huge works at outside of all over the world.
At her exhibition, I was intersting about Ukichはiro too. And I read two books about him.
These books told me his thoughts and private life. He is typical of the scientist. His episode about egg on Vernal Equinox Day made me laugh.
As I want to know about him more, I must go to his memorial museum.
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http://kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/yuki_home/
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ぜひぜひこのGWに訪れてみてください。そして、加賀のおいしいものも食べていってください。。。