気がつけば4月もそろそろ終わりに近づいているではないですか!
書いていない展示
せめて日本のものだけでも
まとめて書きたいと思います。
ちょと駆け足ですが。
アンディー・ホープ1930
というのがアーティスト名なんです、この方。
表参道にあるRAT HOLE GALLERYさんでの展示
"Where did it come from!"
http://www.ratholegallery.com/
独特のリズムを感じる作品で
結構好きなタイプ。
最近、平面作品だけじゃなくて
立体もすごく気になるんですよね。
立体作品って買ったことがないんですけれど、これから勉強を続けて、いつかいい作品との出会いがあるといいなあ。
とても不思議なんですけれど
ある時突然、作品を観ていて
あ!これ!これこれ!
と思う時が来るんですよね。
普段は「これ好きだなあ。いいなあ」
くらいのゆるいテンションで楽しんでいるんですけれど、
たまに「何が何でもこれ!」っていう
衝撃的な出会いが訪れる時があるっていうか。
最近考えているのは
それってやっぱり、その瞬間の自分を映し出しているのかなあってこと。
勉強した分だけ、見方が広がるし
勉強していなければ、見つけられないものもあったりするんだろうなあって。
だから、作品との出会いは
その時の自分自身の添削結果でもあるのかも。
おもしろい。
ずっとずっと自分の心と頭に、挑戦し続けたい。
平均的だと提示されるものへの退屈な感覚と
無駄に奇抜さを追い求めることは
全く違う。
ルールを知っているからこそ、そのルールを踏まえた上での面白い逸脱を発見していける。
うわあー、そう来たかあ、参りましたあ!
っていう、ワクワクする刺激を求めて。
その発見があるからこそ、たくさんの作品をみて、たくさんのアーティストに出会いたくなる。
西村画廊さんでは
小林考亘さんの個展。
小林さんは日本でのギャラリー展示はいつも西村画廊さんですね。
http://www.nishimura-gallery.com/
タイで暮らしたことがある小林さん。
そのタイのイメージとは真逆な?ほわっとした優しい光の色遣いが特徴的です。
(タイはなんとなく原色とか金とか、ぴかーっとした色のイメージを勝手に持っている私。ほんとは違うかもだけど。タイはシミランの海へのダイビング撮影で2度いったことがある国です)
ポーラミュージアムアネックスでは
公益財団法人ポーラ美術振興財団の在外研修を終えた4人によるグループ展。
この展示の前期では、私の好きな作家さんである岡田杏里さんも展示されていました。今回は後期展示。
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
MAHO KUBOTA Galleryさんでは
加賀温さんの個展。
加賀温さんはこれまでアイルランドを拠点に活動をしてこられた作家さん。
Web上でリトグラフ作品などをみていて、すごく好きなテイストだったので、日本での展示も見に行ってきました。
日本で提示された作品は、ちょっと日本人向け?なのかな。力強い作品というよりも、少しソフト?なテイストが多かった気がします。日本人のお客様にも買いやすい、飾りやすい雰囲気の作品を揃えてくださったのかもしれないですね。
個人的にはアイルランドから発表されていたものの強さの方が好きでしたが、場所(マーケット、お客様の層など)が変わればニーズも変わるので、いろいろですね。
町田市立国際版画美術館では
「浜田知明 100年の眼差し」展を観てきました。
100歳を超えても元気に長生きする人間が増えて来る時代、なんていう本がいろんなところから出ていて、
私も読んだりしているのですが、
最近、100歳の存命の現代アーティストの作品を目にする機会が何度かあり、
100年の重みを感じられる作品があることが素晴らしいと思う今日この頃。(正確には作品制作という意味では80年くらいかもしれませんが、それでもすごい長い時間ですよね)
http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2018-341
浜田知明さんも現存作家さんです。
彼は戦争に関連した力強い版画作品で有名ですが、
私個人としては1983年以降のブロンズ、立体作品がとても面白く感じて、魅入ってしまいました。
それまで平面作品のみだった浜田が、なぜか突如ブロンズに目覚め、次から次へと立体作品を生み出して行くのですが、比較的小さなブロンズで、それまでの平面で表現されていたことが、立体の中にぎゅっと凝縮されたかのような作品なのです。
自由に作っている雰囲気も魅力的。
ところで町田市立版画美術館は広い公園内にあって、すごく雰囲気のいいところでした。初めて行ったの!
と、長くなったので次につづく〜
I went to many good art shows on this April.
Chimei Hamada's solo exhibition was wonderful show at Machida City Museum of Graphic Arts.
http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2018-341
His etching works are known well. These were great works but I loved his sculpture works too!These sculpture works were felt his freely heart and fullfilled his life time.
And Andy Hope 1930's solo exhibition was good too at RAT HOLE Gallery(omotesando,tokyo)
http://www.ratholegallery.com/
アート鑑賞
2018年の79件目、80件目、82件目、84件目、86件目、
4月の2件目、3件目、5件目、7件目、9件目
と、飛び飛びになって抜けてたところを補足中です。
分野の違う作品に触れると、これまで出会ったことのない、新しい感性が磨かれる気がしますよね。。。