登山 金峰山

昨日は金峰山へ行きました。
金峰山は山岳信仰の深い山で、山頂付近にある五丈岩が本宮となっています。
山頂からは富士山、八ヶ岳、南北アルプスが望めます。
さほど難しい箇所もなく短時間で絶景を望めるアクセスの良さと大日岩、千代の吹上といった岩の造形美と稜線の抜けた景色という見応えのあるルートが魅力です。

さらに五丈岩は文明を感じさせてくれる神秘に満ちていて、古今問わず金峰山の山容に相応しいシンボルとなっています。古の人々が何らかの目的のために造り崇めていたのでしょうか。
また金峰山は鉱山としても知られており、山頂からは平安時代からの出土品や考古遺物などが採掘され山梨県立美術館に展示されているようです。

〈五丈岩〉
さて登山については、この日の金峰山の最高気温は０度。早朝はかなり冷え込み前日の冬型の天気の影響もありマイナス１３度のスタートです。
厳冬期ではないのと晴れていることもあり、寒さはさほど厳しくはなく山を登るにはちょうどよかったです。
しかし、登山道がつるつるに凍結していてアイゼンがないと危険でした。軽アイゼンを使用しましたが、前爪があるほうが良いでしょう。

山は少しの気温差で、積雪量が変わったり、天候によって雪の状態が全く変わってしまうのを再認識した登山でした。

樹林帯の青々とした樹は気持ちがいいです。
おやつには桜餅を。

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