フィクションとエッセイ1冊ずつ📚

Kyoさん
まーみるさん
takaさん
のぶちゃんさん

コメントありがとうございます😊


Kyoさん
ハッピーバレンタイン🍫💝
ルセサバギナさんの本はルワンダについて知るきっかけとなって、読んでよかったなあと思う本でした。

まーみるさん
夢があって、それに近づこうとしてどんな努力が必要か考えるってすごく大切ですよね。
ステキなホテルの従業員さんたちの接客は、ほんと心からほっこりさせてくれますよね😍


takaさん
映画はまだ見ていないのですが、この本を読んで、映画も観たいなあと思いました。
アフリカには複雑な背景がたくさんあって、悲しい出来事も多いですね。少しずつ学んでいきたいなと思います。


のぶちゃんさん
本をきっかけに、映画の存在も知り、気になっています。対話、まさにルセサバギナさんも強くおっしゃっていたことですね。






さて





フィクションとエッセイ
2冊読んでみました。

どちらも発売当時、ベストセラーとなった本だそうです。

『安南ー愛の王国』(集英社)
クリストフ・バタイユのデビュー小説。
日本語訳は辻邦生さん。







フランス、ルイ16世のころの物語。
史実にあったヴェトナムとの関係をベースとしたフィクションです。
とてもシンプルな文章が特徴的で、日本語訳だけかと思ったら原文でもそうなっていて、これがクリストフ・バタイユが絶賛された理由の一つでもあるようでした。
日本語でいうところの句点から次の句点までが短い、つまり一文の中にある単語数が少ないんです。
完結な言い回しでありながら、その描写力は力強い。決して淡々としてつまらない文ではないんです。
余白を存分に残して、そのに想像がどれくらい広がるのかも計算尽くされた、高度な文章なのだと読み終えてから気が付きました。
これがデビュー作だっていうのだから、驚きです。





続いては
『国のない男』(NHK出版)
カート・ヴォネガットが書いた、遺作となったエッセイです。







実はカート・ヴォネガットさんの文を読むのはこの本が初めて。とても面白く、クスっと笑えるところもおり、時々ぐいっとえぐりこむ鋭さもあって、この一冊でヴォネガット ファンになりました。
他の小説もぜひ読んでみたいです。

みんながなんとなく危機感を持っているんだけれど、確信をついたことから目を背けているなあということを、改めてこのエッセイでは突きつけているように思います。
言われなくてもみんな気がついていることなんだけれど、あえて避けて通っていたこととか、あえて言わないようにしていたことたか、あえて気がついていないフリをしていたこととか。
こちらは2005年にアメリカで発売されてニューヨーク・タイムズのベストセラーともなった本だそうです。なるほど。
カート・ヴォネガットとジョー・ペトロ三世が立ち上げたシルクスクリーンの企画、オリガミ・エクスプレスのプリント、どこかでまだ販売しているのかなあ。こっちも気になります。







ということで読書

2018年の34冊目と35冊目
2月の16冊目と17冊目
でした📚




I read 2 books.
"ANNAN" written by Christophe Bataille was his first novel and good seller book. I read this in Japanese, but I can catch his gread writing ability. His text was simply and one sentence was very short. He wrote this using by very carefully selected words. I could spread my imagination by his selected expression.
This novel told about Louis XVI period and Vietnam.This is a fictional book, but the basement of the story is arranged from historical fact.

"A MAN WITHOUT A COUNTRY" is an essay written by Kurt Vonnegut translated by Mizuhito Kanehara. It's my first Vonnegut book. I want to read more his book. His text have not only funny phrase but also keenly sentence toward our world.
I'm interested in the silkscreen prints made by Origami Express too.

コメント

近頃は、外国の作品に手を伸ばしているのですね。さすがですね。私は、今、以前、某大学の前でお会いした萩本欽一さんの本を読んでいます。テレビで見るより、ご本人は、本当に素晴らしい方だったので、機会があれば、またお会いしたいです。。。

ま-みる 2018年02月15日

それぞれの作家の、デビュー作と遺作なんですね。
句点から句点までが短い。
太宰治と、今時のSNSの文章の、共通点だと指摘した人がいました。
調子よく、読みやすいんですよね。

taka 2018年02月15日

そう言えば
ヴェトナムのサイゴン、現ホーチミンh(プチパリと呼ばれてたみたいですね。
以前はフランス語を話す方々が多かったみたいですよ

Kyo 2018年02月14日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

感謝の気持ち
目に見える変化と見えない変化
紙コップを考える
プラスチックフリーを意識した暮らし