『月と六ペンス』📗The Moon and Sixpence

サマセット・モームの名作と言われている
『月と六ペンス』(新潮文庫)
を読みました。
日本語訳は金原瑞人さん。
読みやすい翻訳で楽しめました。
これまでにも様々な翻訳のバージョンが出版されてきたようです。



http://www.shinchosha.co.jp/sp/book/213027/




さてこの『月と六ペンス』ですが
画家のゴーギャンをモデルにした小説と言われているものなのですが、モデルにしたというよりも、ゴーギャンから着想を得た、という方が近いかもしれません。

ここに出てくる主人公の画家は
確かに、最初は株式仲買人をしていて、画家としてのスタートは遅く、絵の勉強もほぼ独学。そして絵は売れないまま、認められないまま、最後はタヒチに行くんですが、
ゴーギャンと共通しているのはその点のみで、
点と点とを繋ぐ人生、背景などは全く異なっているものです。
ついつい、読んでいる間に、事前情報の「ゴーギャンがモデル」ということに流されそうになり「あれ?ゴーギャンの家族とかこんな感じだった?」とかいろいろ思ってしまうのですが、その辺りは違うはずなので。。。あぶないあぶない。


これは小説風伝記ではなく、あくまでも小説、フィクションであるとしてみていくと
それぞれのキャラクターも強く面白いストーリーです。

それぞれの人物の性格、思考回路などが細かく描かれていて、なんとなく身の回りに似たような人を思い浮かべることができます。
あー、こういう人、いるいるって。
主人公たちが暮らした場所、カフェ、そしてタヒチ。どれも色鮮やかに描写されていて、本を読んでいるのに映画を観ているかのようです。
なるほど、さすがは名著と言われる作品。





実在の人物が小説にでてくると、頭ではわかってはいても、ストーリーが面白ければ面白いほど、ふとした瞬間に現実と混同しやすいので難しいですね。
『地図と領土』では著者本人が殺されちゃってたから、そこまで行くと、見分けもつくんだけれど😅その事件の先のシーンを幽霊が書いたことになっちゃうからね。


ゴーギャンの実際の人生についても
ざっくりとしか知らないなあと思ったので、
これを機にゴーギャンについての本を読んでみるのもいいかなと思いました。









ということで

読書
2018年の20冊目
2月の2冊目
でした📚


去年は割と新刊本を多く読んでいたのですが
今年は昔の名作にも目を向けていけたらいいなと思っているところです。 良い本はたくさんありますね〜😍📚




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I read "The Moon and Sixpence" written by W. Somerset Maugham translated by Mizuhito Kanehara in Japanese.
It is said that this novel was modeled after Eugène Henri Paul Gauguin. But the main character suggestive of Paul Gauguin in this story is not so much Gauguin as another painter he had very similar to him. Their common points were living and traveling place, how to study the paintings, and their works were able to sale during their life.
So this was "inspired" by Gauguin rather than "modeled".
The story gave a vivid characters, their homes,ships,and Tahiti. I was pulled in to the world, and I seemed like movie in spite of my reading without any illustration. When I read this, I could call to mind their room, their clothes,their favorite cafe,street, and paints.I thought
that the novel sure knew a masterpiece.
Last year I read many newly- published books. And this year I'll read the past good books too.



最後はおまけのウィルさん
お風呂して
「ドライヤーをしてくれー」と要求中。
自ら当たりに来ます。


コメント

「月と六ペンス」「星の王子さま」「アンネの日記」脈絡がないようですが、いつの時代も読まれる作品って結構ありますよね。

taka 2018年02月04日

そうですね。本を読むと、関連した事柄も調べたくなり、世界が広がっていきますよね。そして、偶然ながら、私も読書は古典回帰で、今年に入ってから、「徒然草」を、別の方の現代訳で、二冊読みましたよ。~つれづれなるままにひぐらし、すずりにむかいて~
(^0^)。

ま-みる 2018年02月03日

おまけのウィルさんの目がいいですね

Kyo 2018年02月03日

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