『本を読むときに何が起きているのか』"What We See When We Read"

takaさん
Kyoさん
まーみるさん

コメントありがとうございます😊


takaさん
動きがあるとずーっと観てしまいますね。面白いです。どんな仕組みになってるのか気になったりしますし、妙にクセになる感じで見続けてしまったりします。


Kyoさん
全て日常でみかけたことがあるものの組み合わせというのが、とても面白いし、急に身近に思えたりしますよね。
発想がほんと、面白いから見ていて楽しくなります。




まーみるさん
藤沢市のアートスペースはたしか比較的新しいところだったと思います。
これからどんどんたくさんの素敵な企画が生まれていくといいなあと思います。







前から気になっていたものの、分厚い本だと荷物になるのでなかなか移動中に読むのも大変、ということで、
お正月休みを利用して、大型本や分厚い本は家で読んでおりましたが

そんな中の1冊がこれ。

『本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間』(フイルムアート社)

ピーター・メンデルサンドさんの本を
細谷由依子さんが日本語訳したものです。


これを読むと
なんで学校の先生たちが子供に散々、本を読め読めと言うのかが、すこーしだけ分かるような気がしてきます。


本を読む、ということと、
映画を見る、漫画を読む、絵本を読む
ということの決定的な違い。

または、挿絵がある本と、挿絵がない本の違い。

本を読んでいるとき、人はどこまで、物語の中を「正確に」思い描けているのでしょう。


本は新しい世界への入り口であるとも言えますが、
実は自分の中に眠っている過去へのアクセスでもあるんです。

この本を通して、それに気づかされ
ハッとしました。


人間のひらめきは、過去の引き出しから生まれてきます。
なんのヒントもなく閃いたと思ったことでも、実は過去の引き出しを引っ掻きまわし、あれこれ組み合わせた結果出てきたものなのです。

全くもって見たことも聞いたこともないものを
ゼロから脳内に発生させるのは、きっと無理なのでしょう。

ということは、頭の中にある引き出し内の情報に、
常にアクセスできるようにしておけば、
より発展的で有効的な発想が出てくる、
というわけです。

引き出しは、常に開け締めして、中の情報をちょいちょい使わないと
錆びついて忘れ去られ、箪笥の肥やしならぬ、貯めた情報の無駄になりかねない。

読書は、引き出しを開けたり、なんらかの起爆剤になってくれて、
脳への刺激を手助けしてくれているのかもしれません。


忙しい時ほど本を読みたくなるし
実際読んだ方が、他の仕事も早く片付いたりするのは、こういう脳への刺激があり続けるからなのかな。


今回の本は分厚かったけれど、図や絵も多く使われて、とてもわかりやすく、本を読むという行為へさまざまな角度からアプローチしてくれています。
読んで楽しめる一冊でした。


ということで

読書


2018年の8冊目
1月の8冊目

でした。



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I read "What We See When We Read A phenomenology with illustrations" written by Peter Mendelsund. I read this in Japanese translated by Yuiko Hosoya.
I like reading, but I haven't ever thought about reading itself. Come to think of it, reading is very trippy action. When I read some sentences, what's happened in my brain?
When I finished reading this book, I realized some important things about reading the letter.
I thought that reading is a gate to my past. Sometimes those memories have been forgotten for a long time. But when I read some words or sentences, those memories may revive in front of the eye.
So we should read books even in hard times, because reading may help you and many inspiration may spring out!








コメント

本を読んでいる時は、寝ている時の次に平和を感じる時、、、のような気がするのは、私だけでしょうか???

ま-みる 2018年01月18日

素敵ですね

Kyo 2018年01月17日

コメ返ありがとうございます。
私は逆で、時間がある時に本を読みます。

まりさんが紹介してくれた、本の内容とは違うかもしれませんが、小学生の頃、国語の教科書を読んで、グループ毎に紙芝居を作るという授業がありました。
五十年以上経っても覚えているのは、小人達が餅を運ぶ場面で、一人ずつ手で持つ、袋に詰めて担ぐ、二人一組で畚で運ぶ、等々ひとつの文章でいろいろな絵が描かれたのを覚えています。
長い文で、スミマセン。

taka 2018年01月17日

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