『アライバル』のショーン・タンさんの本📚Books about Shaun Tan's works.

世界中で大ヒットとなった絵本『アライバル』の著者、ショーン・タンさんによる本を2冊続けて読んでみました。


『見知らぬ国のスケッチ アライバルの世界』(河出書房新社)
著者 : ショーン・タン さん
日本語訳 : 小林美幸 さん
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309274577/

『鳥の王さま ショーン・タンのスケッチブック』(河出書房新社)
著者 : ショーン・タン さん
日本語訳 : 岸本佐知子 さん
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309273426/










『見知らぬ国のスケッチ アライバルの世界』では、『アライバル』がどのようにして作られて行ったのか、詳しく語られています。
数多くのスケッチや元となった写真などがまとめられ、ショーン・タンさん自身の言葉も織り交ぜながら、長い年月をかけて『アライバル』が出来上がっていく様子を追うことが出来る一冊。

『アライバル』のテーマは「移民」

ショーン・タンさんご自身の中にある帰属意識、自分はどこの人なのか、そういった心の奥にあるものが、作品に関連しているようです。

絵本が完成するまでに多くの移民経験者にも話を聞いたり、歴史的な資料、写真を調べて行ったりしたという彼の工程から生まれた絵は、ワンシーン、ワンシーンに強さと深さがあり、だからこそ世界中の人々の心を捉えたんだろうなと思いました。


『鳥の王さま ショーン・タンのスケッチブック』では
数カ所『アライバル』についてのスケッチなども公開されていますが、主に『アライバル』以外の作品についてまとめられた本です。

ショーン・タンさんは最初にスケッチしたものなど、ひらめいた時の熱量があるものを、製作中も見える場所に貼っているのだそうです。
完成された緻密でエレガントな絵もステキなのですが、個人的にはこの本で公開されていた数々のスケッチの方を額装して飾りたいなあと思ってしまいました。
ご本人もおっしゃっているように、やっぱり勢いとか熱を感じるスケッチがとても多くて、私個人としてはそこに魅かれます。

ショーン・タンさんの『アライバル』以外の絵本もたくさん見たくなりました。探して見たいと思います。


ショーン・タンさんの公式サイト、トップページが可愛い💕
Shaun Tan
http://www.shauntan.net/






ということで読書は
2018年の5冊目と6冊目
1月の5冊目と6冊目
でした📗





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I read two books about Shaun Tan's processes for his works. He is a illustrater, painter and writer. He wrote "Arrival" that is a best-selling book all over the world.
On this time, I read "Sketches from a nameless land. The art of The Arrival." translated into Japanese by Miyuki Kobayashi and "The Bird King and other sketches" translated into Japanese by Sachiko Kishimoto.
These books were very interesting. When I saw some sketches, I felt that I wanted it as art works.
These had passion and light feelings with his excited heart!
After my reading, I want to see more about his other books, paintings, movies and sketches.
He is extant artist, so I'll check his web site too.

Shaun Tan
http://www.shauntan.net/