「横山大観ー東京画壇の精鋭ー」展@山種美術館その2

前回のつづき・・・

山種美術館 特別内覧会 [企画展]生誕150年記念 横山大観 ー東京画壇の精鋭ー

に行ってきたお話その2です。


横山大観に対して勝手に豪快なイメージを持っていた私でしたが、
繊細で可愛らしくて見ているこちらがニッコリ笑顔にさせられるような、豪快さとは違った横山大観の魅力も発見し、わくわくさせられた今回の展覧会。


この《木兎》なんて本当に愛らしいんです。





(横山大観/《木兎》/大正15年/絹本・墨画淡彩/山種美術館蔵)


夜を描くということについて、大変苦労したという横山大観。この絵に描かれているの暗闇、そして夜独特の空気感も素晴らしく、木兎も可愛い!
横山大観が58歳の時の作品です。
この《木兎》は今回の展覧会のオリジナルグッズの絵柄などにも採用されています。




(特別内覧会でのミュージアムグッズ紹介コーナー)







そして作品紹介の最後は《蓬莱山》





(横山大観/《蓬莱山》/昭和14年頃/絹本・彩色/山種美術館蔵)

横山大観が71歳頃の作品。他の作品にも見られることなのですが、筆先のほんのちょっとの描き方で小さな小さな人物や鳥などを描いている様は本当に見事なんです。
この作品でも遠景のタンチョウヅル、人物が描かれているのですが、遠くから見ていても、ぐっと絵に近寄って見ても、「すごい」と唸らせられます。
かなり離れて見るともはや点のようにしか見えない筆使いが、鳥や人にちゃんとなってるんです。感嘆。



というわけで諸々の写真枚数の限度などもあり
なかなか全ては紹介しきれないのですが、
ここに挙げた作品以外にも素敵な作品がたくさんあります。
ぜひ、この機会に山種美術館にてご覧ください。




最後、特別内覧会恒例の
和菓子の試食も美味しく楽しませていただきました。

青山の老舗菓匠「菊家」さんに特別にオーダーしている「Cafe椿」オリジナルの和菓子5点。





それぞれ、今回展示されている作品にちなんだ和菓子です。
毎回、どれも、たまらなく美味しいんですよ😍💕




そしてお土産に
ミュージアムショップで何枚かポストカードを買い、さらに今回は、山種美術館オリジナルのミュージアムグッズの中から、お香も買ってみました。







早速帰宅して使ってみましたが、キツ過ぎない上品な香りで、日常でも使いやすいお香でした✨







というわけで
長くなりましたが、山種美術館の特別内覧会レポートは以上です。
最後まで読んで下さってありがとうございました。


今年はこれをスタートとして、横山大観作品をたくさん観られるといいな。





アート鑑賞
2018年の5件目
1月の5件目
でした。





山種美術館
http://www.yamatane-museum.jp/







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コメント

横山大観と言えば、上野のものは行ったことがあります。このような瀟洒な家に住んでいたのかというのが、感想でした。。。

ま-みる 2018年01月11日

○○○○鑑定団の雰囲気を味わえました(笑)

Kyo 2018年01月11日

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