年末に読んだ本

私は自分の心を整えたいとき、頭が疲れたときに休憩するために本を読んでリフレッシュします。

私の読書の目的は情報収集のためではなく、どちらかというといわば心の航海をするためなので心地よく、いくら読んでも疲れません。

優れた小説には、倫理、道徳、宗教、哲学、文化、人間性、善悪といったテーマがあり考える力を与えてくれます。人生のなかに起こりうること、または体験できないことを様々な面から、あらゆる人物の立場で考えることができます。
そして優れた作家の洞察力、美的感覚、人生観は文章から伝わるので何よりも強いメッセージとして感じ取ることができるのです。

というわけで、読んだ本を紹介しますね。
どの作品も読みやすくて一気読みしました。


やっぱり三島由紀夫の文章遣いは素晴らしくて、これまでほとんどの三島作品を読んできましたが、まだ読んでいない数冊を早く読みたいと思わせてくれる程美しいです。

【潮騒/三島由紀夫】
歌島という伊勢湾に浮かぶ小島が舞台。清涼とした海の荒々しさと翳りのないどこまでも透き通った壮麗さ。
そして美しい大自然に抱かれて生きる島人たちの聡明さと、若い男女の端正な心の美しさ。
自然と人の織りなす神聖な輝きは、心にみずみずしさを与えてくれる。
「午後の曳航」や「金閣寺」と同じくらい好きな作品。

【肉体の学校/三島由紀夫】
1964年に発行された作品。戦後を舞台としていますが、上流階級の優雅さがただよう珠玉の一冊。単に男女の恋愛を描いているのではなく、面白いのは登場人物の個性と瀟洒な会話。その時代、その人間の階級差と心理を巧く描いている。恋愛のもつれ合いというのはいつの時代もそう変わらないのだろう。肉体の学校というよりは、精神の学校と呼ぶに相応しい。決して失わない品格が元華族の女の誇りをまた逞しくするのである。芸術性のある小説。

【命売ります/三島由紀夫】
三島由紀夫作品のなかでもハードボイルドで娯楽小説といえる。「美しい星」も異色のSF調だが、こちらは現実的だ。必ず逆説的な本質を描き、テーマを投げかけてくれる。命とは。人間の本質を見抜き、しだいに変化していく主人公の心理は私たちに死生観を問いかけてくれる。
三島由紀夫の幅広い作風や発想の豊かさにも驚かされる作品。

【チルドレン/伊坂幸太郎】
深く堅牢でありながら滑らかな文章が好きで、昨今のさらっとした小説はあまり読まない私ですが、ふと手にとってみた伊坂幸太郎さんの作品。
映画ではいくつか知っているものの、小説で読むのは初めて。爽快さと温かさのあるストーリー。ユーモアに富んだ登場人物とセリフの面白さに伊坂さんの魅力が溢れている。
社会に属しながらも人に染まらない主人公の生き方は読む人に勇気を与える。ヒューマニティー溢れる作品で、伊坂幸太郎ファンが多いのも納得。

そして今はトルストイを読んでいます。
好きな読み物はほとんど小説か専門書で、小説の中でも宗教観や哲学を問うてくれる古典ものばかりです。今年はもう少し読み物の幅を広げていけたらと思います。そのうえで自分にとって必要なものとそうでないもの、文章のもつ力・芸術性・読む価値というものを考えていけたらいいです。
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#作品価値
#文章のもつ力
#人生

♥コメントのお返事
なみへいオヤジさん 醤油らーめんさん
あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。
今年もどうぞ温かい応援をよろしくおねがいいたします。

・なみへいオヤジさんへ

どんなお雑煮でも立派なハレの日のお祝いです☻おせちも美味しそうですね♬
なみへいさんはとっても文化を大切にしていて素晴らしいですね!
かなちゃんもお祝い事続きですね(*^^*)次はいつかなちゃんに会えるかな。楽しみです。
私もまずはお仕事でいいご報告をたくさんしたいと思います✨

・醤油らーめんさんへ
たのしいお正月を過ごせました。周りの人達に感謝です。
お料理は両親がするので、子供の頃から私もするようになりました。
熊手、大切にします(^^)
いつかはいいご報告ができるといいです。お仕事を頑張りますよ〜✨

コメント

相 変わらず 色々と読んでたんだね

そろそろ体がムズムズしてきてるのでは?  なまった体 高尾山でも登って 感覚取り戻しては

おじさんの所に来てる 元気なヘルパーさん 元日には 孫たちと金華山へ上り ご来光を観て 山頂のリス村でリスに餌をやってきたみたい  ロープウェイで登ったらしいけど 徒歩で登りたかったみたいだよ

なみへいオヤジ 2018年01月11日

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