以前、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの本を読んでいたので、気になっていた展覧会
「開館35周年記念展 ディエゴ・リベラの時代」展に行ってきました。
場所は埼玉県立近代美術館です。
ディエゴ・リベラといえば
メキシコの壁画の人、フリーダ・カーロの旦那さん、というイメージしかなかったのですが、今回の展覧会では、ディエゴ・リベラの絵画作品が多数並び、彼が壁画制作に至るまでの道のりが分かりやすく展示されています。
そして彼と同じ時代に発表されてきたメキシコのアート作品も多数観ることが出来ました。
ディエゴ・リベラがスーラーやピカソなどの作風をヨーロッパで必死に吸収しようと学んでいた頃の作品、
そしてメキシコに戻って壁画を作るようになってからの、大きな作風の変化。
壁画を手掛けてからの方が、唯一無二のディエゴ・リベラらしさのようなものが強く絵画にも出ていて、とても面白かったです。
《とうもろこしをひく女》
(1924年/カンヴァスに油彩/90×117cm/メキシコ国立美術館蔵)
《ピノレ売り》
(1924年/カンヴァスにエン コースティック/81.5×60.5cm/メキシコ国立美術館蔵)
などは、壁画にも通じる要素を感じ、
絵画としてもそれまでヨーロッパで描いた作品よりも圧倒的にパワーの溢れる作品でした。
他にも
さらに後年に描かれた
《カルロス・ペジセールの肖像》
(1936年/紙にパステル/41×47cm/ベラクスル州立美術館蔵)
は肖像画でありながらも自由な構図で描かれていて、それでいながらアニメーションのようにつるりとした人間の皮膚などの描かれ方が、単純化されたモチーフのようでもあり、壁画のテンペラ画のようでもあり、奇妙な魅力がある作品。
また、フリーダ・カーロの小さな作品《ディエゴとフリーダ 1929-1944(ディエゴと私II)》(1944年/メゾナイトに油彩/13.5×8.5cm/個人蔵)も展示されていたのですが、
やっぱりフリーダ・カーロの強さはとんでもないなあと・・・
たくさん並ぶ作品たちの中でたった1枚、しかも小さな画面で、ものすごいインパクトを放ってしまうのですから、本当に恐るべし、です。
ディエゴ・リベラ、フリーダ・カーロ以外で
メキシコの画家の作品をきちんと観たことがなかったのですが、今回初めて観て、すごく興味をもちました。メキシコ、面白い!
メキシコ土着のモチーフというものがまずあって、
そして画家たちはヨーロッパの絵画も学び、
さらに自分たちのアイデンティティ、文化にそれらをミックスさせれ、練り上げているんですね。
モラン・アルバ・デ・ラ・カナルの《都市》
フェルナンド・レアルの《工場》
ダビッド・アルファロ・シケイロスの《婦人像》
他にも挙げきれないほど
力強い作品をたくさん観る事が出来ました。
いい展示だったなあ😊💕
ということで
アート鑑賞
2017年の90件目
11月の19件目
でした🖼
埼玉、ちょうど公園が🍁紅葉していました。
キレイ✨
#埼玉県立近代美術館
#ディエゴリベラ
#ディエゴリベラの時代
#メキシコ
#メキシカンアート
#フリーダカーロ
#美術館
takaさん
まーみるさん
Kyoさん
のぶちゃんさん
コメントありがとうございます😊
takaさん
あんまきは、正解!一つは栗が入っていて、ひとつはカスタードクリームが入っていました。カスタードと餡も合うなあ😍意外でした!
絵の勉強、難民の人が学べる場所があったということ、ほんとですね。そこからまた次の新しいものが生まれて行くのも素敵ですね。
まーみるさん
あんまきは名古屋でいただいた美味しいお土産でした!岐阜なんですね。初めて出会ったお菓子でした💕
ヴィヴィアン・サッセンさんの色は、力強くて印象的ですよね😊✨
アートは観ていて好きかどうか、で楽しめると思います💕色が好きとか形が好きとか、気楽に観て、お部屋に飾りたいなあと思ったりもします。
Kyoさん
ソピアップ作品はそうですね!竹!彼らの地域に竹が身近なものとしてあるんでしょうね。地域によってたくさん普通にあるものっていうのが違うので、そのあたりも面白いですよね。
カステラ!それに砂糖がまぶしてあるっていうだけでもう美味しいに違いないって思っちゃいます💕カステラ大好き❤長崎はやっぱりカステラですね〜。
今年初サンタでした🤶街中にもクリスマスっぽいものが増えてきました🎄
のぶちゃんさん
千葉ですよね!自然がたくさんあって空気が綺麗でとても住みやすい場所だとお話をうかがいました。今の時期は紅葉も綺麗ですね🍁
まりさん、千葉県でリアルな暮らしの話ですが田舎の場合車がないとダメな地域があります。