先週は
台風で休講になってしまい
今日もまた台風で休講になったら
どうしようかと思いましたが
幸い
今日の講義はできました
今日の講義では
人が言葉で何かを伝えようとするとき
頭の中で何をしているのか
といった話をしました
何気ない出来事を誰かに
伝えたいとき
1.出来事の中のどの部分を切り取るか
2.出来事の中の何をどのように表現するか
などを無意識のうちに
瞬時に決めています
例えば
太郎が花子をからかって
怒った花子がかなづちで
窓を壊した
という何気ない?一連の出来事があった時
もし誰かが先生にそのことを伝えようとするとき
いろいろな表現方法があります
そのことを説明するために使ったスライドを
1枚ご紹介します
もし誰かが
「先生、花子ちゃんが窓を壊しました~」
と言ったとしたら
花子ちゃんは
「違います!太郎君が悪いんです!」
と言うかもしれませんね
「かなづちが窓を壊した」
と言ったら
先生は
「かなづちが勝手に窓を壊すわけないでしょ!」
と言うでしょう
でも、この手の文は
「道具主語構文」
といって
英語には割とよくありますね
「窓が壊れました」
と言うこともできますね
これが一番優しいのかもしれません
人が言葉を話すときには
実はすごい能力が
いろいろ使われています
人工知能の研究をしていても
人ってすごいと思うことが多いです
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