「三沢厚彦:アニマルハウス謎の館」展@松濤美術館

「三沢厚彦:アニマルハウス謎の館」展

行ってきました。


場所は渋谷の松濤美術館です

http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/175misawa/





三沢さんの作品には、かなり前の展示で出会っていたはずなのですが、
しっかり観たのは今年になってから。

丸の内にあるブロンズになった熊や虎などや、
リトグラフをみたり
三沢さんの作品を集めた本を読んだり
思いがけず他の作家さんの展示で三沢さんの彫刻を観たり。


今回の松濤美術館での三沢さんの個展では
三沢さんの作品を中心として、他の作家さんの作品も展示。
三沢さんが「謎の館」の主人となって、いろんな人の作品を取り混ぜながら展示している、いわば三沢さんキュレーションの展覧会でもあります。


現代アーティストでこういったキュレーションに関わって自分以外の作家さんの作品を展示しているのって、最近よく見かけます。
主体となったアーティスト本人の考え方とか好きなもの、ものの見方のようなものも知ることができ、本人の作品だけの展示とはまた違った楽しみがあります。



今回の三沢さんの「謎の館」では
あえて、作品の前にキャプション(作家名や作品タイトルなどが書かれたボードなど)をつけないという趣向。

とはいえ、ものすごい著名な方々ばかりなもので
見ればすぐに
あ、船越桂さん!とか、三沢さんの彫刻!三沢さんのペイント!分かっちゃうわけで😅
チラシに名前がある人たちはもちろん、すぐ作品と作家が結びつくのですが、
ある部屋の入り口に発見しちゃった!


小林孝亘さんの猫!



館内撮影禁止だったので
ここのこれ、と言えないのですが
気がついた方、いらっしゃるかなあ
というよりも、当たってる?!
間違ってたりして😅

でもどうみても、小林孝亘さんの下から見上げるようにしている猫の絵に、そっくりだったんだよなあ。

ちなみに展覧会情報には小林さんの名前はないです。




さて



今回、三沢さんの作品の素晴らしさはもちろんのことで、観に行って本当に良かったなあと思ったし、
何度もじっくりじっくり彫刻の周りをぐるぐるしながら会場内を3周もしてしまったのですが、


三沢さん以外では

小林正人さんの作品がとても気になりました。

実は以前、六本木にできたcomplex665のこけら落としで
シュウゴアーツさんのフロアにて
小林正人さんの作品を観ていたのですが
(ここはいくつかのギャラリーが集まっている建物です)

その時も今思えば、今回展示されてある作品にとてもよく似たものを観た気がするんです。

でもその時の印象よりも
今回の展示での印象の方が
わたしには圧倒的に魅力的で、
もちろん作品が異なるということもあるのだと思いますが、
なんていうか、展示の方法とか、空間から潜在的に受け取ってしまう印象とか、いろんなことがアートには作用しているんだなあと、改めて感じさせられたのでした。

今回は三沢さんの大きな彫刻に挟まれるようにして小林さんの作品があり、
その展示室の造りが天井が高くて半円のようになっていたりもして、
なんとも言えない独特の空気感の中での展示です。
行った方は、是非、ぐるりと作品の周りをまわりながら、堪能してみてください。


そう考えて行くと今年は、
ホワイトキューブが似合うなあと思う展示と
家っぽいというか、建物そのものが重要文化財でその窓や壁をそのまま使った展示室でそれが合うんだなあと思う展示と
いろいろ観たなあとしみじみ思ったり。


フロアをつなぐ階段にウサギがいた!とか
くまくま!とか
これ彫ってる途中のやつ!とか(今回展示室内での制作やワークショップなども行われています)
そんなこんなでなかなか帰り難く観ていたら

なんと最後に


うわ!三沢さんご本人ではないのか?!


という。

どこかのスタッフさんと、彫刻の大きさを計測して
運搬に関する?打ち合わせをされていました。

あんまりジロジロも観られないので
作品を観ながらチラッと😅


いやー


いろいろ


盛りだくさんな鑑賞でした。



ということで


かなり前に行った話になってしまいましたが
(何しろものすごい楽しみにしていた展示だったもので、展覧会スタートするやいなや行ったのでした。平日になっちゃったけど)


アート鑑賞
2017年の64件目
10月の10件目

でした🖼










コメント

リトグラフは枚数が限定されてて色彩がいいですよね
芸術の秋を満喫してますね
ちなみに今日は読書の日ですね

Kyo 2017年10月27日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

新着 落合芳幾の浮世絵とキース・ヘリングと三宅信太郎展
新着 名作は圧倒的に名作だった
新着
新着