Kyoさん
コメントありがとうございます😊
10月ですねー!急に風も秋らしく感じられます。
Kyoさんにとっても楽しい10月になりますように💕✨
さて
ルビンの壺
むかし教科書に出てきてその存在を初めて知ったもの。
『ルビンの壺が割れた』(新潮社)
宿野かほるさんの小説を読み終えました。
二人の男女のメールのやり取りのみで構成される小説。
男性のほうからメールが送られ始めるのですが、
最初のメールを読んだ途端、「うわっ!この人危ない、気持ち悪い、危険危険!!」とゾワっとしました。
特に危険そうな文言はないのですが、全体から醸し出される執着した雰囲気というか、メール文にあるドロリとした暗い沼のような何かを感じさせます。
まず、そんなメール文を冒頭から登場人物に書かせることができる著者は、ただものじゃない!と驚きました。
これはあくまでも小説の話ですので、極端なところもあるのかもしれませんが、
現代において、この物語に出てくるような、昔の知り合いや恋人を、ネット上から探し出して連絡して、というのはよくある話なのでしょう。私の知り合いでも昔の彼や彼女を、ネット上のSNSサイトで名前検索をして連絡したという話を聞いたことがあります。
まさに、現代だからこそのストーリーなんだと思います。
私個人の場合、過去に全く興味がないので、昔仲良しだった子たち、遠い親戚ですらも、名前を検索してみようなんて思うことは皆無です。しかも過去に興味がなさすぎてどんどん忘れていきます。
小説を読みながら、過去に関係があった人物名を、検索するなんて、そんな人いるのか?と思ってしまってのですが、よくよく考えれば、そういえば私の周りにはいたいた、そういう人と。
私にはピンと来ない感覚ですが、一般的にはよくある話なのかもしれないですね。
あんまり書くとネタバレになっちゃうのでやめておきますが、
この本を手にした人は、カバーもめくってみてください。読み終わってから、がいいのかな。
いろんな感想がぎっしりです。
そういえば
メールのやりとりのみで構成されるこの物語を読んでいて
朗読劇で上演される『ラヴレターズ』を思い出しました。
中身は全然違うけどね。
読書
2017年の68冊目
9月の15冊目
でした📗
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ルパンなら、、、それは、怪盗ですよね(^0^)。失礼しました。。。