今日の講義は「味のオノマトペシステム」

今日の学部の講義では

「ふわふわ」しておいしい

「いがいが」しておいしくない

といったように

食べたり飲んだりしたときにも

使うオノマトペから

どんな感じなのかを数値化する

システムについて解説しました

 



 

味のオノマトペについては

研究室での研究歴は長く

2004年ごろからいろんな実験をしています

 

最近では

chemical sensesという

オックスフォードのジャーナルにも

研究成果が発表されています

 

https://doi.org/10.1093/chemse/bjv078

 

おいしい飲み物

おいしくない飲み物を

飲んだ時に感じたことを

オノマトペで表してもらった結果を

統計処理すると

いろんなことがわかります

 

実験は，

市販のおいしい飲み物に

お醤油を入れることで

おいしくない飲み物に変えて

被験者さんに飲んでいただく

という

子供のころのイタズラみたいな

ことをします

 

でも

ちゃんと倫理委員会を

通して

問題ない実験計画をたてて

行っています

 

コーラにお醤油入れると

見た目は変わらないのに

すごーく　まずくなります

 

牛乳にお醤油入れると

見た目はカフェオレですが

すごーく　まずくなります

 

などなど・・・

 

でも

分量次第では体にとても悪い

可能性があるので

マネしないでくださいね