本屋さんの新刊コーナーで
気になって買った1冊
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(新潮社)
鳥類学者の川上和人さんのエッセイです。
実は今回初めて川上さんの本を読んだのですが
これまでにもエッセイを何冊も出されているようで、他の本も気になりました。
この本を読むまでは
鳥類学者と聞いたら、なんとなく、鳥の研究をしている人たちだよね?
くらいにしか思っていなかったのですが、
読み終えて、
すごい体力勝負だし、かと思えば骨格標本などの細かい作業もできないといけないし、
アウトドアとインドアの両面を兼ね備えた屈強かつ忍耐強い人でないと務まらない分野なのだなあと、驚かされました。
鳥は、日常生活の中でも
とても身近な生き物です。
明日カラスやスズメに遭遇する確率はとても高いだろうし、
湘南暮らしだとウグイスの声もよく聞きます。
そんな身近な生き物たちも
実はそれぞれの生態系の中で生きて、
バランスが崩れれば絶滅するかもしれないし、
まさかの新種が潜んでいるかもしれない。
そんな当たり前のようなことを
改めて、実感させてくれる本でもありました。
川上さんの知識のバラエティー豊かさにも
驚かされながら、
楽しく読み終えました。
スヌーピー島などとも呼ばれた時期もある、あの西之島も出てきたり、
カラス、怖いよお
なんて思ったり。
鳥の奥深さ、
謎はたくさんあるんですね。
これからの研究に期待大です☺
タイトルの理由は
読んでからのお楽しみ。
読んでる途中までは、「鳥、好きなんじゃん?」って思うんですけど、いずれ理由が明かされます。
川上さん、もしかしたら
逆に、
鳥が大好きでたまらないっていう人と話したら
困るのかもなあ😅
なんて妄想も膨らみながら。
ということで
2017年の34冊目
5月の4冊目
でした。
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