「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター」展@Bunkamuraザ・ミュージアム

先月末にご縁があって
プレス内覧会にご招待いただきました

「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター」展


この日は

ソール・ライター財団創設者でディレクターの
マーギット・アーブ(Margit Erb)さん

ニューヨーク国際写真センター(ICP)のアソシエイト・キュレーターの
ポリーヌ・ヴェルマール(Pauline Vermare)さん

マーギットさんと一緒にソール・ライターの作品のアーカイブを作っているマイケル・パリーロ(Michael Parillo)さん

がギャラリートークをしてくださり、
とても充実した時間を過ごすことができました。




それぞれ

ポリーヌさんはカラー写真のコーナーでの解説

マーギットさんは水彩画のコーナーでの解説

そしてマイケルさんはナードのコーナーでの解説。


お三方とも、そして同時通訳さんも、
とても親切でわかりやすい解説で
もっとお話だけでもたくさん聞きたいくらいでした。






私はこれまで
写真集や、映画「写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」で
ソール・ライターの作品を見かけたことはあったものの
本物のプリントを目の当たりにするのは今回が初めて。

モノクロもカラーもどちらも素晴らしかったのですが、
個人的にはカラーの作品、
特に雪が降っている日の作品が大好きでした。

傘はソール・ライターお気に入りのモティーフ。
雪や雨の日じゃないと、開いた傘がある街中は
撮れないですものね。
赤い傘が度々登場しますが、物語を紡ぐキーのようで、とても印象的です。








現在、写真家として認識されているソール・ライターですが
実はそもそも彼は、画家になりたくてニューヨークへ来たのだとか。


「ニューヨークのナビ派」とも位置付けられているソール・ライターは
ボナールをとても敬愛していたようで、
確かに彼の描く絵と、ボナールの絵には
同じような香りを感じずにはいられません。

ただ、インタビューの中でソール・ライターは

絵画は創造で、写真は発見

というようなことも言っております。


写真家として活躍しながらも
絵筆を置くことはなかったソール・ライター。


絵画の作品をマーギットさんたちが目録にして行ったら、なんとその数、4000枚以上の絵画作品があるとわかったとか。

さらにソール・ライター自身が最も誇りに思うものは、自分のスケッチブックだとも言っていたようで、
今回の展示では、そんなスケッチブックもいくつか、展示されています。


写真を整理しようとしたら(写真も明らかに膨大な量)
絵が4000枚も出て来ちゃった、って、
そりゃー、この先、全部を整理し終えるのに
何年かかるのだろうか・・・となりますね。
残っている作品が多いというのは嬉しい悲鳴でもありますが、大変な作業なのだと思います。










ヌードの展示コーナーでは
ソール・ライター自身が撮影しプリントした写真の上からペイントした作品もたくさん展示されていました。
ヌードに関する作品をまとめて行くことは、マイケルさんたちが1年前から力を入れて取り組んで来たプロジェクトだそうです。

ここではヌード作品でしか使われない手法も多く見られるということで、
ソール・ライターを知る上で重要なカテゴリーになっていくのだろうなと感じました。

この、それまでに発見されていなかった素晴らしいヌード作品の数々は、
まもなく、あのシュタイデル社から
"In My Room"というタイトルで
写真集が出されるそうで、こちらも今から楽しみです。





そして


写真集といえば



今回の展覧会図録も
見逃せません。










写真集と図録を兼ねた形となっていて
青幻舎さんから出版されたものです。


マーギットさんやポリーヌさんの文章も掲載されていますし、
映画になった時の日本語字幕を担当された柴田元幸さんの文章もあります。


特にカラーの再現性の高い本で
(どうしても本になると、実物とかなり色が違って別物に見えるものですが、今回の本ではその差がとても小さい印象を持ちました)
思わず奥付で印刷所をチェックしてしまいました。

山田写真製版所さんで
プリンティングディレクターは熊倉桂三さんだそうです。


http://www.yppnet.co.jp/service/graceful_print/printing.html




我が家も"American Monuments"(Zen Foto Gallery)出版の際、とても素晴らしいプリンティングディレクターさんに出会うことができ、彼がいなければ、美しく仕上げることは不可能だったろうと思い、
その重要性は身をもって感じていたので、
ついつい、気になるポイントなのでした。

普段図録とかは買わないんだけどなあ、
という方も
ぜひ一度、手にとってめくってみてください。
ソール・ライターの言葉も日本語と英語の両方で散りばめられていて、とても素敵な本です。









で、
実は

ソール・ライターの写真展
ずっと前から楽しみにしていたので

バレンタインデーに
主人に
ペアで前売り券を、
草間彌生展のチケットと一緒にプレゼントしていたのです。

ということで
ソール・ライター
わたしはもう1回、主人と一緒に行きまーす😆


楽しみだわあ

何度見ても美しいと思うので

見ちゃったけど
絶対また行く😍





今年は渋谷で
来年は伊丹での
日本初のソール・ライター回顧展

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter/







そんなわけでひとまず

アート鑑賞
2017年の35件目
4月の12件目(先月末の内覧会)

でした✨🖼






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コメント

おーっ、写真展デートですか。おしゃれで、いいですね。楽しい時間を、一緒に過ごしてきて下さい(笑)。

ま-みる 2017年05月04日

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