池田学展@金沢21世紀美術館

まさかの
秋田から
ずーーーっと日本海側を南下して

金沢まで来てしまいました😅


目的は

金沢21世紀美術館


http://www.kanazawa21.jp



来館者数が多く
成功している美術館の例として挙げられることも多いここ、金沢21世紀美術館

常々、行ってみたいと思っていたんです。

今回の企画展は

「池田学」展

池田学さんは美術手帖でも特集されていて
それを読んで、すごく気になっていた作家さん。
実は秋まで待てば東京の日本橋高島屋でも展示があるとわかっていたのですが・・・
金沢21世紀美術館で、池田学さんの展示がどんな風に行われているのか、すごく観たい!と思い、
それが家族の共通見解だったので
なかなか一緒に休める時もないだろうということもあり
思い切って寄り道、立ち寄りしてしまいました。


寄り道というか
かなりの遠回り、なんですけどね😅

けれど

行って、本当に、良かった!!


まず驚いたのは
その来館者数の多さ!
チケットを買うのに列が!!
最近、チケットカウンターで列を見たのは
六本木の国立新美術館、草間彌生展以来です。

そして館内全体にも
とにかく人が多い!
そしてそれぞれの人たちが、美術館という空間の中で自由にゆったりと過ごしている雰囲気があるんです。
これは他の美術館では感じたことのない魅力でした。


入館料なしで無料で楽しめる現代アートも館内、そしてお庭の部分にたくさん点在しています。

金沢21世紀美術館の公式ウェブサイトをみると
SNSなどでの写真公開などはだめですよー
ということでしたので
ここでは写真での紹介ができませんが
本当に素敵なところなので
ぜひ、ご自身の目で確かめに金沢に遊びに行ってみてください。

さて
今回の企画展
「池田学」展

すさまじかった!

細かさに本当に圧倒されます。

日本画の大家、中島千波さんが芸大での指導教官だったようで、
中島千波さんのアドバイスから生まれて来た作風、
というような本人のコメントもパネル展示されていました。


中島千波さんといえば
圧倒的な桜の美しい日本画や
おもちゃの絵画で有名ですね。
わたしも以前、展示を観に行ったことがありました。

中島千波さんの展示についての過去記事はこちら

「中島千波とおもちゃシリーズ展」@松涛美術館

https://beamie.jp/?m=user&a=blog&k=detail&target_c_diary_...



池田学さんご自身は細密画という分類でご自身の作品を語られることについて、違和感を感じられるとか。
「細密に表現する」ことによって、
「大きな立体感を生み出す」のだとか。

その大きな立体感を出すために
必要不可欠なプロセス、それが
細密な表現だといいます。


またインタビュー映像での言葉で印象的だったのは
飛行機の話。

作品の中にでてくる飛行機。
これにご自身が乗って、作品の中を見たら楽しいだろうな、ということで
飛行機は池田さんにとって大切なモチーフのようでした。

そう考えて見ていくと
なるほどなあと思うところがたくさん。


池田さんのお人柄と
素晴らしい仕上がりの作品

彼の周りには
心から応援してくれる、支えてくれる人たちがたくさんいて
そしてまた描き続けていくんだなあとか
そんなことも思いながら。


展示室ではなかなか細かいところまで見切れていないんじゃないかと思ってしまって
図録を買ってしまいました。

描きこまれたいろんなモチーフを
楽しく探しながら、堪能したいと思います。



そんなわけで
東北アートの旅だったはずが
飛んで北陸アートの旅となりました☺




アート鑑賞
2017年の33件目
4月の10件目
でした💕✨




コメント

金沢に上陸とは、、、すごい行動力ですね。さすがまりさん、と思いました。そして、この美術館は、北陸を代表する美術館なので、また機会があれば、ぜひお立ち寄りください。と、同館で働いている人のようなコメント。。。(^0^)

ま-みる 2017年04月28日

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