「草間彌生 わが永遠の魂」展@国立新美術館

ということで

去年から狙っておりました
「草間彌生 わが永遠の魂」展に行ってきました。

今回の展示はいろんなところ、ファッション誌やアートの情報ページ、経済のページなどなど
たくさんのところで宣伝が行われており、
展示情報をちらっと見たよ、という方も多いのではないでしょうか。

草間彌生の生涯にわたり生み出されてきた
ぎゅっと濃縮して一度に展示させてしまうという
大回顧展。
最新の作品も並びます。



草間彌生さんの作品はこれまでにも
あちこちで見てきたものの
これだけの量を一度に観るのは私は初めて。

彼女にとって
描くこと、造ることは
呼吸するのと同じようなことなんだろうなと感じました。


展示室に入って
最初の部屋には《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》という、横長の大きな作品があるのですが
その部屋の横の壁に
草間彌生さんからの言葉が書かれたパネルがあります。


私はその、切実な文章を読んで
何か胸の奥を握りつぶされたような、
切迫感と狂気と熱と悲しみと喜びと、
全てが入り混じってこちらに迫ってくるようなものを感じて、
わけのわからない涙が出そうになりました。

なんとなく
わたし、ちょいと変かも
と思ったんですが
その時、隣にいた20代くらいの女性二人組が
「これ感動するね」
と言っていたので

あ、他の人も似たようなことを感じるのかも

と。

これから展示を観に行かれる方は
このパネル、ぜひすっ飛ばさずに
少し時間をとって読んでいただければなあと思います。


ここ2年くらいで
現代アートの展示をみていて
常に思うのは
美術館で個展をすることがいかに大変なことであるか、ということ。

草間彌生さんが抱えた暗い過去、その当時は
今日のこの国立新美術館での盛況を
誰が想像できたでしょうか。

辞めないこと。
それが唯一の成功するコツ。

心に炎を灯し続けられれば
きっと道がみえてくる。








屋外にはかぼちゃも。

彼女のアイコンですね


中身もちらっと覗けます。
足を踏み入れたらダメですよー








屋内も撮影可能なところがあり、
いくつか撮ったんですが
なんとなく、うーん、どれも全然違うなあと思ったので
ぜひ、展示に行かれて、ご自身で体感してみてください。

あれはまさに
あの場に行かないと感じられない何かが
あるんだなあという印象です。



さて


今回も音声ガイド
借りました。

ナレーターさんは土田大さん。
聴きやすく、素敵なお声でした。
土田大さんが喋る音声ガイド、また聴きたいなあ。
そしてなんと、超豪華なことに
草間彌生さんの音声が盛りだくさんで収録されています。
彼女自身の言葉で語られる想いを聴きながら、作品を観られる贅沢さ。
おすすめです🤗✨





というわけで


実は3月に行っていましたこの展示。

アート鑑賞
2017年の21件目
3月の4件目でした😍









この後
2回目のスカイザバスハウス、宮島達男展も行っちゃったんだな〜





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