ライトアップ迎賓館

四ツ谷駅を出て外堀通りを赤坂方面へ歩くとひと際目立つ綺麗な建物がある。
迎賓館赤坂離宮である。

2月14日の夜、ライトアップされたこの迎賓館へ入ることが出来ました。

赤坂離宮は10年もの歳月をかけて明治42年に完成した
ネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。

参観できるのは4つのお部屋で、いづれのお部屋もテーマに沿って煌びやかに作られています。
そりゃそうですよね。
当時の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げた作品ですもの。
間近で見れて感動しっぱなし、ワクワクしっぱなしです。

特に印象に残っているのは「花鳥の間」と「朝日の間」でした。

20時には閉門するという中、私たちは赤坂離宮の案内ムービーをみて、
一つ目のお部屋「彩覧の間」へ入ったのは18:50くらいだっただろうか。
「うわーーー、シャンデリアが煌びやか!!」
だとか暖炉の前に建てられている絵はなんだとか、ありとあらゆるものに歓喜している中、さりげなく話しかけてきてくれた眼鏡をかけた男性が「門が閉まるのは20時ですよ」と教えてくれた。
「じゃあ19:50には出てライトアップみたいね」なんてその部屋を出たのが19時ごろ。
そう、丑岡たちは一緒に入ったどの人たちよりも最後にそのお部屋を出たのです。
そう、じっくりと見たいタイプなんです。

「花鳥の間」へ入ります。
金メッキの洋風なイメージとは一転して茶褐色。
おっきいシャンデリアがあるにもかかわらず派手すぎず、
落ち着いた空間なのだけれども煌びやかで、
一流の七宝焼きの絵が30枚も飾られたり油絵があったりなど、
まるで森の中にいるみたい☆
しかも森のいいところばかりを集めた最高峰の森にいるみたい☆
すてきーー!!
「あの七宝焼きの鳥、なんだっけ??」だとか話していると
そっとまた眼鏡さんがきて、
「チャボですよ」と教えてくれた。
あの七宝焼きは現在もなお、もう作れる人がいないんじゃないかというくらい素晴らしい作品なんですよ、涛川惣助という無線七宝焼きの天才が焼いたんですよ。など、いろいろと教えてもらいました。知識が少ない丑岡が覚えている事といえばチャボと七宝焼きのことです。丑岡がもっといろんなこと知ってたら眼鏡さんにもっと沢山のこと聞けたのにな~。
と次の部屋へ向かう。

中央階段でも眼鏡さんが大理石について説明してくれました。

そして「朝日の間」です。
2月15日から天上の画なども含め修復工事となり2年間は見ることができなくなります。
天上に描かれている「暁の女神オーロラが朝日を背にして香車を走らせている姿」は有名ですよね。眼鏡さんに教えてもらいました。
で、今回はその天井画に描かれた桜の花びらが舞い降りた様子が描かれた桜の緞通の上を歩くことができたのです。
ピンクというか紫というか可愛らしい色をした沢山の大理石と豪華なシャンデリア、鎧兜の画にライオンなど日本らしいでも洋風な完成された可愛らしいお部屋だと感じました。
このお部屋にもありましたが、よく見かける植物の装飾があったのです。聞いたところによると、アカンサスという植物だそうです。

「羽衣の間」にはオーケストラボックスがあったりと、あとね、なんという名称かわからないんだけれども、おそらくヒノキなのかな??木製の目隠しのパネルがあってそれも派手すぎず、キレイな落ち着いた素敵なものがありましたよ。
名称がわからなくて説明できなくてごめんなさいね。

あれよあれよと外へ出てしまったっっ!!
もっと見るところがあると思って進んだら外に出ちゃった!!

外ではアカンサスが大切に育てられていました。もちろん迎賓館の敷地内です。
気を取り直してライトアップをじっくりと楽しみました。

あっという間に外へ出ちゃったので、あんなに説明して頂いた眼鏡さんにお礼が言えなかったねと残念がっていたら、帰り際、外で会うことができました。

お礼が言えて悔いもなく、とても楽しい参観となりました。

また機会があったら見に行きたいな(^^)


コメント

なみへいオヤジさんへ
あっ、いっけね。誰と行ったのか書き忘れてましたね。お母さんと行ってきましたよー(*´∀`)♪

私たち ?  おいおい誰と行ったのか興味津々

なみへいオヤジ 2017年02月27日

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