本屋大賞ノミネート作品でもある
『罪の声』(講談社)
塩田武士さんの小説。
ご本人も本の最後に書かれていましたが
昭和の大事件、グリコ森永事件に
なるべく沿うような形をとりつつ、そこにいろいろな人間模様や結末を付け加えて、小説化したものだとか。
わたしはこの事件については、
名前と、本当に簡単な内容しか知らなかったので
今回読んで、改めて本物の事件の展開などを知る部分がありました。
実際は未解決事件ですが
小説の中では
記者や残された家族が
真相に迫っていきます。
真実の札が一枚ずつ
手元に揃うに連れ、
それぞれの立場で、複雑な気持ちが出てきます。
未解決事件は、
発生した時は過去だし
未解決と扱われることになった時点も過去だけれど
時は切れるとこなく、
この地球上でそれぞれに流れ続けている。
分厚い本で読み応えがありました。
うーん、ますます
今回の本屋大賞の行方が
わからなくなってきましたね☺
どれも素敵な作品ばかりです。
次に読んでいるのも
本屋大賞ノミネート作品📚✨
わくわく
ということで
2017年の21冊目📚
2月の7冊目📖でした🤗✨
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