📚『暗幕のゲルニカ』📖

のぶちゃんさん
コメントありがとうございます😊
ラッピング電車!知りませんでした。
実際に走るときは多くの人から注目されそうですね☺





さてさて









『暗幕のゲルニカ』(新潮社)

大好きな原田マハさんの小説。
今回の本屋大賞ノミネート作品ということもあり、
多くの本屋さんで目立つ場所に平積みされています。






キュレーターとして世界で活躍していた原田さんだからこそ、描き切れた小説。

最後の最後まで目が離せず
一気に読みきりました。

ピカソが《ゲルニカ》を描いた時期の話と
現代のニューヨークでピカソの展覧会を企画している時期の話が
繋がり始めた時、
じーんとする感動に包まれます。



《ゲルニカ》


ペイントの方も
タピスリーの方も、
まだ私は実際にはみたことがないけれど
実物を目の前にしたら、本当に凄まじいエネルギーを感じるんだろうなあ。


アートは確かに
目の前にあっても、
衣食住という必要要素を賄ってくれるわけではない。
けれど、時に、計り知れない大きな力で
人々の心のあり方、考え方、感じ方の部分に
衝撃を与え、いつまでも心に残るものになったり、
誰かと誰かの気持ちを大きく変えるものになったりする。

人の気持ちを動かしたり
記憶に残る何かを生み出すことは
本当に難しいこと。

アートには、不可能を可能にする、
まさかの逆転劇の力を持っているものも、ある気がします。


面白かったなあ
小説の中で取り上げられた《ゲルニカ》のタピスリー
世界に3枚あって
なんとそのうちの1枚はどうやら日本の群馬県にあるらしいのです。
知らなかった!!
いつか見に行けたらいいなあ。

群馬県立近代美術館
《ゲルニカ・タピスリー》
http://mmag.pref.gunma.jp/collection/kaigai/picasso_02.htm






ということで

2017年の20冊目📖
2月の6冊目📚でした🤗✨






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