大好きな作家さんのひとり
小川糸さんの小説
『ツバキ文具店』(幻冬社)
実は小川糸さんのエッセイ『今日の空の色』を以前読んでいたので
ああ、ここに繋がってきたのかなあ
なんて勝手に想像していました。
『今日の空の色』は
小川糸さんが鎌倉に家を借りて一時期一人暮らしをしていた時のエッセイ。
短い期間だったとしても
住んだことがあったからこそ、なんだろうなあ。
観光客として来た鎌倉ではなく、
住んでいたことがある人の目線での話が
『ツバキ文具店』にはたくさん盛り込まれています。
それがとても自然で、いいなあと思いながら
あっという間に読み終えてしまいました。
ツバキ文具店は
文具やさんと
代書屋さんを兼ね備えています。
代書屋さんのお仕事は
誰かがどうしても書けないお手紙を
代わりに書くこと。
季節のハガキから
ちょっとややこしい内容の手紙まで
ツバキ文具店には、様々な依頼が飛び込んで来ます。
手紙を書く時、
どんな紙に書くのか、
どんな筆記具、何色のインクを使うのか
切手は何にするのか、
ひとつひとつ丁寧に選んで
代書屋さんとしての仕事をしていく様子を読んでいると、
液晶画面での活字に触れることが多い日常から、
改めて手書きの楽しさを呼び覚ましてくれるようです。
文字は自分と一緒に歳をとっていく
ということも、
この本を読んでいて、なるほどと思ったことの一つ。
鎌倉にあるお気に入りの文具やさんも
八百屋さんも、雑貨屋さんも
カフェも、海岸も、
最近立ち寄れてないから
またのんびり行こうって思いました。
やっぱり小川糸さんの本は
大好き❤
優しい気持ちになります💕
そんなわけで
2017年の19冊目📚
2月の5冊目📖でした✨🤗
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