『つばさのおくりもの』(文藝春秋)
好きな作家さんのひとり
小川糸さんの本。
挿絵がついていて
絵はGURIPOPOさん。
以前読んだ『リボン』という小説に出てくる
主人公のオカメインコのその後を描いた物語です。
わたしも小さい頃から
何羽もインコと暮らしてきたけれど
もしかしたら、小さい時には
鳥の言葉も聞こえていたのかもなあ、なんて思うような思い出もありました。
鳥さんも
みんなそれぞれ生まれ持った性格があって
一羽一羽全然違っていたなあ。
人間だけが言語を操ってコミュニケーションできると思い込んでいるのは
とんだ思い上がりなのかも。
鳥の言葉が
ハッキリわかったらいいのになあ。
犬の言葉も。
伝わってるか伝わっていないか
わからなくても
犬に話しかけてみたら
それなりに聞いた風にしていてくれるから
もしかしたら、理解してくれてるのかなあ
なんて希望を持ちたくなることも。
この本はとっても短い小説だけれど
ページをめくるたびに
優しさが染み込んでくるような作品でした。
ということで
2017年の13冊目📚
1月の13冊目でした🤗✨📖
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