ダリ展@国立新美術館

ダリ展


今年はダリの特別展をみるのは
2回目

前回は
出張の合間に駆け込みで行ってきた

京都でのダリ版画展

こちらがすごーーーく素敵だったので

今回のダリ展も
とっても楽しみにしていたのでした。






ダリのアーティストとしての変遷を
ゆっくりと辿りながら
数々の名作を観ていきます。


ダリといえば
シュルレアリスムという単語とともに
奇抜な作品、溶けている時計や独特の色彩、不思議なモチーフの連続などという
多少ぶっ飛んでるイメージが強いかもしれませんが

作家としての変遷を追いながら観ていくと

すごく納得させられます。

一人の作家の生涯を追いながら
その考えの変化、作家の想いとともに作品を巡っていくのは、本当に面白い。


アンドレ・ブルトンが提唱したシュルレアリスム

その象徴的存在として語られた時代があったダリ。

ブルトンがダリを批判する文章を1939年に発表したことで、ダリはシュルレアリストと決別したということで、
ダリがシュルレアリスムの中にいたのは、たった10年ほど。
長い作家人生においては、ほんの短い期間です。

この後のことを
私はあまり知らずにいたのですが
ここもまた面白い時代が開花していました。

シュルレアリスムは
受動的な状態、無意識、夢、自動筆記のオートマティズムなどが重要視されるのですが、

ダリは、ある特定のものに対して極端に固執しながら、いろんなイメージを重ね合わせていく批判的方法、
パラノイア的な手法
をどんどん開拓していきました。


45歳でジュエリーデザインに挑戦しはじめたり、

第二次世界大戦後は
心理学から原子物理学への興味が向かい、
新たな作風へ。

《ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌》の
黒の表現はとても美しいです。

さて

そんな中で

今回の好きな作品ベスト3をあげると


シュルレアリスム以外の時代も
本当に素晴らしかったけれど
なんだか一周して
やっぱりシュルレアリスムの時代が
好きな私、ということが判明(^^;;


《奇妙なものたち》
チケットやポスターにも掲載されている印象的な作品です。
40.5×50.0cmと
小さめの作品ですが
細かく描きこまれています。
色彩も美しく、ずっと眺めていても飽きない感じがします。
赤と、夜の星空ロマンチックな感じに
うっとり(^.^)


《形態学的なこだま》
いろいろなモチーフが規則正しく並べられ
縮尺も様々。
モチーフがまるで、ケーキに隠されたフェーヴのようです。
職人技のような細さ。


《「消えるイメージ」のための習作》
紙に木炭で描かれたスケッチですが
その柔らかさと細やかさ、魅入ってしまいます。




ということで
これらの作品は
どれもサイズとしては小さめの作品なのですが
観ていると、そのサイズ感を飛び出した
大きな何かを感じさせてくれます。
うっかり、しばらくしたら、
この絵、サイズ大きかったかも?
と記憶の中で勘違いしてしまいそうなくらい。
小さくて大きな作品たちでした。




そしてそして
音声ガイドが最高でした!
竹中直人さん。
素晴らしすぎます(^-^)ほんと、音声ガイド借りてよかった。
ダリ展にぴったり(*^_^*)


ということでダリ展は
東京では12月はじめまでのようです。
平日に行ったら、私が行ったときはラッキーで
混んでなかったよー。



こんな
記念撮影コーナーもあります。









国立新美術館
http://www.nact.jp/


ダリ展
http://salvador-dali.jp

コメント

美術にはあまり明るくはないのですが、ダリは「奇才」という形容がぴったりな作家だと思います。
かなり謎の多い人物だったとか。

taka 2016年11月15日

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