いろいろ難しいことは考えずに
単純に
綺麗ね~と思ったのは
≪カッシーニ≫や≪ma.r.s.≫、≪星≫などの宇宙に着目した作品たち。
≪カッシーニ≫のシリーズは、
NASAのサイトからダウンロードした白黒の画像にルフが着色をしたもの。
色をつけたらイメージが抽象的になることに気がついて、作られた作品群だとか。
≪ma.r.s.≫は
火星の地表を写した衛星画像をルフが、すこし斜めから観たようなイメージになるように画像加工して、さらに着色したもの。
これはこれで、綺麗だったし、
なんと3Dメガネをかけて鑑賞する作品もあって。
このメガネ懐かしいよね。
二つの角度を変えて撮った写真と鏡を組み合わせることで
立体的に見える写真の展示もあったりして、
円山応挙の眼鏡絵を思い出したりもして。
ということで
相変わらずあれもこれも素敵ね~と思ってしまったのですが、
久々に
家に買って帰る、もしくは飾りたいならどれかなーの目線で
3点選びます。
1≪ハウス≫
永遠の、飽きのこない美しさがあって、飾ってたら家がいい雰囲気になりそうだなあっていうのでこのシリーズ。
2≪夜≫
(写真はその1の記事をみてね。)
飾りたくは無いけれど、観るということについて深く考えさせられたので
仕舞っておいて、時々出して、自問自答するかも、というのでこのシリーズ。
3≪ネガティヴ≫
単純に、この青の色が好きっていうだけなのですが、1枚くらいはこんな写真が飾ってあっても、面白いかもなあという単純な理由によりこのシリーズ。
となりました。
トーマス・ルフ展はまだ始まったばかり。
私は金曜日に行ってきたのですが、金曜日は20時まで開館しているなど、
お仕事帰りにも立ち寄りやすい仕組みもあるみたいなので、
ぜひご興味ある方は公式サイトもチェックしてみてください。
東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/
トーマス・ルフ展特設サイト
http://thomasruff.jp/
ちなみにもちろん音声ガイドも借りました。
今回は
小山力也さんのお声です。
すごく聞きやすくて、
内容がするすると、しっかりと頭に入ってきて、すごーく楽しめて、良かった~!
コメント
いいね・コメント投稿・クリップはログインが必要です。
ログインする
不適切なコメントを通報する