雨の観測方法には、
雨量計による測定のほかに、
「気象レーダー」による測定があります。
レーダーにより、
半径数百kmの広範囲の雨や雪を観測するものです。
その仕組みは…
レーダーアンテナから電波を発射し、
雨や雪に当たって戻ってくる反射波(レーダーエコー)を
再び受信する、というもの。
その反射されて戻ってくるまでの時間から、
雨や雪までの距離を測定できます。
さらに、レーダーエコーの強さから、
降水の強さを測定できます。
ちなみに、レーダーアンテナは回転するので、
全方位360°の観測可能!
これにより、
半径数百kmという、
肉眼では とうてい不可能な広範囲の観測ができるわけです。
高い観測技術によって、
より正確な気象観測が可能になっているんですね!
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