『ノーライフキング』&お返事

いとうせいこうさんの小説
『ノーライフキング』(河出書房新社)
を読み終えました。

子供達の間で大流行していた
「ライフキング」というゲームソフト。

ライフキングという共通項目を通して
身近な友達や、ネットだけでつながっている知り合いと、情報交換をする毎日。

それがある日ある時から
気がつかないうちに
現実を侵食しはじめます。

これは単に、ゲームに夢中になりすぎて現実とゲームの世界の区別がつかなくなる、というだけのことではなく、
共通項を通じた集団心理、煽られる恐怖、
静かなカオスが絶妙に描かれていて

ちょっと難しいところもあったけれど、

うんうん、なんか分かる!この微妙な感覚!とか思いながら読んでいました。


大人たちの、根本の捉え方からズレていながらキャンキャン騒ぐ様子も、そのズレ感が「そうそう!こういうの、あるある!」というやつで。


なんか久々に
もう一回頭から読み返したくなる本でした。



そんなわけで

2016年の45冊目
6月の4冊目でした(*^_^*)









・・・・・・

まるみるさん
そうです!さすが本好きまるみるさん、よくご存知ですね!!表参道のお店もこんど行ってみたいです。


ひでさん
餃子いいですね!家で作ると作業も楽しいですよね。

畑山教一さん
あー!たしかに!
子供の頃って体にいいって言われても、味が好きじゃなかったら無理でしたもんね。
うん、それは大人あるあるかも。




#読書
#ノーライフキング
#いとうせいこう
#文庫

コメント

まりさん、こんにちわこの場を借りての話ですが、まりさんの旦那さんの仕事表現に関わる仕事ですね、私がこの時期に書いたのは来月10日に選挙があるからです、私の意見ですが憲法は護るべきです、憲法を変えるのは表現と言論の自由が無くなるからです。
投票するならあさかゆかさんにお願いします、比例なら椎葉かずゆきさんにお願いします。

のぶちゃん 2016年06月29日

まさにSNSを総評していて
ドキッ(笑)とする記事

返信ありがとうございます♪

かの本は結構以前に出版された本
ですが現代の闇をあぶりだすようで
それならコンピュータの無かった時代に
戻りたくなるのも否定出来ないな…(笑)

畑山教一 2016年06月29日

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