先日
六本木のAXISで開催された
AXISフォトマルシェ
にいってきました。
手頃な値段の写真プリントや
アート本のバーゲンなどがあり
レセプションは大にぎわい。
結局会期中に2回行ってしまいました。
今回の収穫は
金川晋吾さんという作家さん
最新刊は
彼のお父さんをテーマにした作品
father
写真と
金川さんが書き記したお父さんについての日記が一冊にまとめられた本があって
写真集でも
エッセイでもない
なんていうか、本そのもの、金川さんそのものが
アートの存在なんですよね。
なんだかとっても
見たことがないジャンルに出会ってような気持ちで
すごく興味がわいてきて
一冊買ってきました。
金川さんは東京藝術大学の博士課程を修了していて、彼の博士論文もインターネットでダウンロードすれば読むことができるのですが、
写真になんらかの「意味」を持たせるのではなく、いろんなものをそぎ落として行ったら、最後に「存在」だけが残っている、という話。
(金川さん、乱暴にざっくりですみません・・・)
撮った人にとっての
写真の意味はよく問われることな気がするけれど、
金川さんにとって写真が存在そのものになったということは、すごく興味深い領域です。
写真のみではなく、文章もセットで初めて完成するのが金川作品なのかなあ。
今後の新しい作品も楽しみ!
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