中島千波とおもちゃシリーズ@松濤美術館

初めて行く美術館

渋谷区立松濤美術館に行ってきました。






ただいま開催中の企画展は

「中島千波とおもちゃシリーズ」

http://shoto-museum.jp/














実は今年のお正月に
横浜美術館で
中島清之さんの企画展を観ているのですが

「横浜発 おもしろい画家 : 中島清之」
http://yokohama.art.museum/special/2015/nakajimakiyoshi/s...

↑これね。


この中島清之さんのご子息が
今回観た画家の
中島千波さん


中島千波さんといえば
桜の美しい日本画で取り上げられているのを
あちこちの印刷物やネットなどで見たことがあったのですが
今回のおもちゃシリーズは初めての出会い。

それもこれも運良く
代々木上原での用事まで少し余裕の時間があり、さらに手元には「ぐるっとパス」がある!ということで
鑑賞するチャンスに恵まれたわけです。

ぐるっとパス
https://www.rekibun.or.jp/grutto/


ちなみにこの「ぐるっとパス」は
美術館や展覧会によって
割引になるチケットと、
無料で入館できるチケット
2種類が綴りになっています。

渋谷区立松濤美術館は、
無料で入館できる引き換えチケットの方でしたので
「ぐるっとパス」を提示するだけで追加料金は無しで楽しめました。

とっくに元は回収している「ぐるっとパス」ですが、使用期限がまだまだあるので、じゃんじゃん使って楽しみたいと思います。



さて

今回の

「中島千波とおもちゃシリーズ」


描かれているモチーフ、おもちゃのモデルとなった実物が、絵の近くに、絵の中と似たような角度、配置で飾られています。

ここに出てくるおもちゃは
作り手が一つ一つ、手作業で形を作ったり彩色したりしているもの。
おもちゃ、というよりも、小さなお人形、かわいい置物のようなイメージでしょうか。
日本のものから、海外のものまで様々です。

中島千波さんの言葉では

「日本画の材料と技法を用い、日本画でしかできない新しい絵を創作していく。それを見る人が「不思議な絵だな」なんて思いながら、そこからその人なりのメルヘンの世界が作り出せていけばと思っています。」


ということなのですが
独特の世界観と可愛らしさが共存していて
何度も見てしまう、ちょっとクセになるような魅力的な絵なのです。

特に私が好きだったのは
青色の色彩。
青そのものも美しく、そして他の色との引き立て合うバランスも、好きでした。

実物を近くで見ると
キラキラと絵の具が輝いているものがあったり、
すごくマットな部分があったり。
こういうのは図録などでは絶対にわからない部分で、実物を目の前にして初めて感じられる素晴らしさの一つです。


「長谷川潔や浜口陽三の版画の世界を日本画で描いてみたら」、というのも中島千波さんの中にあったことのようで

私自身、長谷川潔さん、浜口陽三さんの版画、どちらも好きな作品がたくさんある作家さんなので、
あーなるほど、だから中島千波さんのおもちゃシリーズも、なんだか惹かれるなあって思ったのかな、と。



ということで
最近恒例?と
今回の展示でのお気に入りベスト3を
そろそろ発表しまーす。


1・《ポインセチアと兎》
兎はまるで実物大のような張子で、これも展示してあるのですが、新橋でたまたま見つけたフィンランドの張子なのだとか。
ポインセチアの鮮やかさとかわいい洋風の兎から、クリスマスシーズンも連想され、チャイコフスキーの音楽に乗せて踊られるバレエ「くるみ割り人形」の舞台セットの一部分のような、夢のある一枚に感じました。


2・《櫻吹雪》
中島千波さんの作品の中でも、桜はやはり特別なもの。ふんわりと夜に包まれる桜と、今回のおもちゃシリーズの素朴感のギャップが、いい意味で気になって仕方がなかった一枚です。


3・《ベゴニアと玩具》
この絵の中に出てくるロバは、中島千波さんがとても気に入っていらっしゃる子なのか、今回の展示では他の絵の中にも登場します。私は他に2枚の絵の中にこのロバを発見しました。美術館に行かれた際には探してみてください。「このロバは絵の中でしゃべっています。花と動物が出会って、動物がむにゃむにゃとしゃべっている。おもちゃシリーズは、いつも物語を書くようにイメージして描いています。」という中島さんのコメントがありました。ロバの口の辺りからカラフルな輪っかが、水中にいる時のように、ぷくぷくと出て、上にのぼっていきます。この絵を飾っていたらいつかロバのお話が聞こえてきそうで、夢のある、優しい気持ちにさせてくれる絵でした。



他にも好きな絵はたくさんありましたが
あえての3つを、紹介してみました。


松濤美術館もどなたかの邸宅にお邪魔したような、独特の雰囲気のある場所で、
また行きたいなと思いました。


駅からちょっとだけ離れているのですが
神泉駅から行ったら道の曲がり角曲がり角に
こんな案内が出ていてとっても親切(*^_^*)













静かな場所でゆったりした鑑賞ができる
素敵な美術館でした。



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