満月の日 # 詩


湖上に浮かぶ満月がいつもよりひときわ輝き
水面には黄金色のひとすじの光が描かれた

山容一帯が青く萌え、夜の闇も照らし出す

ものさみしげな夜明け前の静寂さえも
月は万物のすべてを
その寛容なぬくもりで照らしていた

今ごろ生き物たちは息をひそめて深い眠りのなかにいる
植物も目を閉じて夢を見ているころだろう

真夜中だけが知っている月の洗礼を浴びて
照らされた林道を歩む足取りは軽かった。

コメント

最近は 田舎でも街を迂回した道路などが整備され 星が観にくい状況になってるから 山間部の盆地などじゃないと 夜空が綺麗に観られなくなったりしてるよね

だから 昔を思い出して目を閉じて こんな歌を思い出したりしてるよ





90年の秋のツアーでは この2曲がアンコールに使われてたよ

なみへいオヤジ 2016年05月29日

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