水野学さんの「センスは知識からはじまる」

以前本屋さんで見かけて気になっていた本

「センスは知識からはじまる」

このタイトルを見た瞬間に

まさにそう!

と思ったのですが
どんな内容で説明しているのか
すごーく気になっていたんです。

ほんとに
いい本でした!
勇気ももらえるし、
やりたいことを、もっともっと頑張らないとっていう気持ちにもさせてもらえます。

かの有名なNTTドコモさんのiDや

今ではきっと誰もが知っている熊本の人気キャラクター、くまモンや、

おしゃれなファッションビルに入っているのを何度か見かけたことがあり、落ち着いた雰囲気のすてきなお店、中川正七商店

などのブランディングを手がける
クリエイティブディレクターの
水野学さんの本です。

センスは
これまで得てきた知識に裏付けされていて
無意識だとしても、自分の中にある様々な情報の組み合わせによって編み出されている、

つまり
見たことも聞いたこともないところから
急に発想が降ってくることは
あまりない

ということで

ファッションも
アートも

ほんとにそうなんだよなあ
って読みながらいちいち、頷いてしまいました。

わたし自身、陶器などのアート、伝統工芸の良さがいまいちピンとこなかったり、
昔は写真のアートってなんだろう??っていう具合いだった頃もあったのですが、

わからないなら、
とにかくたくさん見続けるしかない、
そこからまた考えよう

と思い、あんまり良い言い方じゃないかもしれませんが
ひたすら数をこなしていった頃がありました。

そうしているうちに
あれ?これは好きかも、こっちは良いけど好きではないのかもなあ、
なんて、勝手に頭が判断しはじめるようになって、

そしたらどんどん、他にも見たくなり

そこからは、ぐんぐん面白くなっていくんですよね。

最初は、なんか、よーわからーん、って思ってただけだったはずなのに。

不思議なものです。

水野学さんの本には
なぜ、センスが知識から始まると言えるのか、その理由がとても分かりやすく書かれています。

「感覚とは知識の集合体」

と言う水野学さん。

さらに

「「わからないのはセンスがないせい」ではなく、「わからないのはセンスを磨く努力をしていないせい」です。」

ともおっしゃっています。

まさに・・・


もっと、わかるようになって
もっと、楽しみたい。

人生のいろんなことを。

凝り固まらずに
いろんなジャンルに たくさん触れて

そしたらきっと
少ない部分しか知らない時よりも
何倍も楽しくなって
ついでに何倍も「センス」が磨かれていくでしょう。

この本、読んでよかった〜
頑張って、やりたいこと、やり続けて
勉強し続けよう!



5月の3冊目
2016年の39冊目でした(*^_^*)





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