箭内道彦さんの本
『サラリーマン合気道』
金髪で、広告の世界の人で、
そして箭内さんのことを検索したら出てくる
鋭い眼光(と私が勝手に妄想しただけなんですが)の写真・・・
っていうだけで
なんか怖そう、
とこれまた勝手に思い込んでいたのですが
この本を読むと
すごく親近感が湧いてきます。
人に合わせてしまいがちだったという箭内さんご自身の話。
そこから現在にいたるまで
いろんな経験を踏まえた上で
箭内さんご自身の解決策や、たくさんの例を書いてくださっています。
読み終えて
箭内さんのすごく正直で、
誠実な雰囲気や、
思ったことをそのまま、恐れずに読者に伝えよう、っていう気持ちが
ひしひしと感じられて
いい本に出会えたなあとしみじみ思いました。
流されることが悪いことじゃなくて、
流される、というよりも、
相手と呼吸を合わせて、さらに大きなものに変身させていくかんじ。
他にも
自分をどう見せたいのか、
なりたい自分に成ろうって考え続けてきた私にも、すごく響いたし、
タイトルにはサラリーマンとあるけれど、
この本で言われていることは、あらゆる立場の人たちに共感を呼んだり、光が差したりすることなのでは、とも感じました。
うーん
なんだかうまくまとまらないけれど
まとまらないものを、むりにまとめない、っていうのも、それはそれで、
自由に羽ばたいていく思考、かな。
そんなわけで
2016年30冊目
3月の1冊目でした。
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