氷柱群 #詩 カテゴリー: 2016年01月31日 いいね (7) コメント (0) 四季の完結は冬なのだろうかすべてが殻を閉ざしたかのようにしんと声をひそめ 沈黙に身を守っている静寂に眠るいのちのきらめきが薄氷のむこうで光っているそれはまるで二枚貝に秘められた真珠のようにあるいは母体に宿るいのちのように世界が無音になったとしても確かな命の営みだけが音を立てて鼓動している 7 いいね クリップする マイアミ―になる Tweet
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