『浮世でランチ』

山崎ナオコーラさんの書いた本を
初めて読みました。

なんとなく、図書館で
装幀をみて
ぱっと手にしたもの。


『浮世でランチ』


主人公の丸山君枝が
社会人として働いている頃と
中学時代の話が
交互に書かれて進みます。

丸山は、人と関わるのが苦手。
でも苦手だと感じることを無理に克服しようとか、頑張ろうとか、そんなエネルギーがない。

中学生の頃も大人になっても
根本的に変わらないところと、
大人になったからこそ、変わったことが自覚できる部分と。

淡々としながらも
細かい描写が繊細で
山崎さんの文章が大好きになりました。


ちなみに

わたしがぱっと手に取るきっかけになった装幀は
ポラロイド写真が2枚使われたデザインなのですが

まさかの

あの

マッチアンドカンパニーの町口覚さんが装幀でした!

読み終えて、奥付をみてびっくり。


マッチアンドカンパニーさんは
日本で、そして世界でも
写真集やアートとしての写真が好きな人なら
今やその名を知らない人はいないのではないか
というような、有名所なのですが

そうかあ、なるほどなあ

と思ったのでした。

なにかしら、やっぱり
すごい人たちって、目をひかれる何かが
あるんだよね、きっと。





そんなわけで
2016年16冊目でした。


・・・・・・
のぶちゃんさん
コメントありがとうございます!
北鎌倉の梅はまだみたことないです。
北鎌倉もいいところですよね。探してみます。
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