「杉本博司 趣味と芸術ー味占郷」

千葉市美術館開館20周年記念展

杉本博司
趣味と芸術ー味占郷

に行ってきました。






最初の展示室は

杉本博司さんの代表作のオンパレード


今昔三部作
海景

円の弧を描くような壁に作品が並んで
展示室に入ったとたん、
ハッとさせられます。






今回の展示も
村上隆さんの展示のように
撮影OKだったので
撮ってきましたよ。


一番好きだったのは


劇場のシリーズ







西洋美術の教科書にも現代アートの項目で登場するくらい有名な作品群です。









とにかく

美しい


リハーサルの日なんかに
劇場に行って

まだ人がいない空間に足を踏み入れた時の

あの独特な空気、匂い、何かがゆらめき動くかんじ、なのに静謐な部分も混じっている、

そんな感じ。

劇場ってやっぱり
生き物だよなあって
この写真をみながら個人的に感じていました。

数時間か、何日か前には
ここに
観客がいて
何かの作品がみせられている。

人の空気が
人々が帰ったあとにも
どことなく残っていて
その空気を何日も何年も吸い込んできた劇場が、
人がいなくなった時にもまだ呼吸を続けているかんじ。


この感覚を呼び覚ますには
杉本博司さんの劇場シリーズを
本の印刷でみただけでは
絶対に無理だったなあと。

本物がそこに。

プリントがきれい。


サイズ
色調
展示方法

全てから作家のメッセージを汲み取ろうと
向き合う鑑賞者。


こういうのをみると
やっぱりなるべく
実物の作品をみたいなあって思うし、
だからこそ美術館巡りは楽しくてやめられない!







他にも素敵な作品がいっぱいありました!
今月23日までなので、のこり会期わずかです!










千葉市美術館



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