『星やどりの声』

好きな作家さんの1人
朝井リョウさんの小説
『星やどりの声』(角川文庫)

を読み終えて

なんだか近所の物語みたいで
ついつい湘南の具体的な場所を
物語に当てはめながら読んでしまいました。

物語に出てくるのは
新宿まで 快速電車で50分くらいのところにある連ヶ浜という海が近い場所。

そこで兄弟姉妹6人と

母親が切り盛りする喫茶店


ある日突然亡くなった父親が残してくれた喫茶店を中心にして
それぞれが成長していく。


家族はいつまでもずっと一緒にいるものだと思っている。
居て当たり前になっている。

けれど
もしも自分がその家族の輪から抜け出なくてはならなくなったと
気がついたら。

その時、何ができるんだろうか。


残された家族。
それぞれの時は変わらずに流れていく。
変わらずに、流れていって欲しいと願う。自分が欠けても。

限られた時間で
家族への愛を
精一杯残した父親。


いつか
何かが変わっていく。
家族も、永遠だと願うことも。

時間は待ってくれないし
取り戻すこともできない。

悪あがきしてみるけれど
結局、今できることを、精一杯やり続けるしか、ないのかも。



鎌倉あたりのカフェでのんびり読みたくなる一冊でした。








(o^^o)(o^^o)(o^^o)(o^^o)

まるみるさん
つぶつぶ壱七五朗さん
KAMITZさん
のぶちゃんさん

コメントありがとうございます!!

まるみるさんは子供の頃から一眼レフとは、本格的でびっくり!

つぶつぶ壱七五朗さん
ダイヤモンドクロス!わあ、乗ってた時には気がつくことができませんでした!
次回ぜひチェックしたい!!情報ありがとうございます!

KAMITZさん
鯛茶漬け、ほっこりして美味しかったですよ
出汁もいいかんじでした。

のぶちゃんさん
坊ちゃん列車!実は乗ることはできなかったのですが
お仕事の合間に遠くから走っている様子は見ることができました!雰囲気ありますね。

コメント

まりさん、お返事、ありがとうです。

また、今回も、いい小説に出会いましたね。確かに、家族の輪から
離れなければならなくなった時、また離れていった兄弟があった時
は、寂しい思いをしましたよ。。。

まるみる 2015年11月23日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

感謝の気持ち
目に見える変化と見えない変化
紙コップを考える
プラスチックフリーを意識した暮らし