写真家 石内都さんが
画家 フリーダ・カーロの遺品を撮るというドキュメンタリー映画
『フリーダ・カーロの遺品』
から気になって
図書館で見つけたフリーダ関連の本を読んでみた。
これまで、
正直なところ
眉毛がつながった濃い自画像の画家
くらいにしか知らなかったのだけれど
フリーダの生涯について
この本の著者であり、フリーダについて調べ続けていた堀尾真紀子さんの文で読み進めるうちに
実はとても繊細で傷つきやすく、それらがあったからこその強い絵画の表出だったのかもしれない、と感じるようになった。
強さと弱さは常に表裏一体であり、
他人にはある一面しか見えないものだ。
愛こそが全てであったフリーダ
常に自分の中の苦痛や弱さと真正面から向き合った素直すぎる女性
著書の中で紹介されているカラー写真でフリーダの作品をみただけだけれど
本物を目の前にしたら、
きっとあまりのエネルギーに、立ちすくんでしまうのだろう。
今回きっかけとなった映画の方はといえば
この夏公開されているドキュメンタリー映画で、
東京での公開は終了してしまったようですが10月にはまた関東、横浜あたりでの公開も予定されているようなので
観に行きたい。
映画、見ることが出来るといいですね。。。