すずき まりさんの記事 [2015年09月05日]

『旅屋おかえり』

『旅屋おかえり』

原田マハさんの小説を読了。

原田マハさんもわたしの大好きな作家さんのひとりで、一番最初に読んだのはキャリアウーマンと飼い犬の物語『一分間だけ』だったと思う。

日常の中で忙しいと見落としてしまうこと、
ついつい軌道に乗っているときには疎かにしがちなこと、
でも本当はとても大切なこと。

今回の『旅屋おかえり』は
依頼人の代わりに旅をして、依頼人の求める成果物を持ち帰る、という「旅屋」をはじめた、愛称おかえりちゃんの物語。

旅が大好きなおかえりちゃん。

おかえりちゃん自身、
次第に何故自分が旅が好きなのか
旅のどんなところが好きなのか気がついていく。

旅は、
いってきますと
ただいまがあって
初めて成立するのかもしれない。
それが具体的な土地や家でなくても、自分の心の中で、いってきますと言える何か、ただいまと言える何かがあることで。

帰るところがあるから
また旅に行くことができる。

そして、その場に行かなければ絶対に生まれないドラマ、化学反応が旅にはある。

人が動くって
あらゆるところに干渉することなのかも。

だから、場所でも動物でも人間でも
誰かが動けば、何かが変わったり、反応したり。


原田マハさんの小説は
いつも、読み終えてスッキリする。







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  • にいにい 2015年09月05日

    こんにちは

    旅屋っていいですね

    旅は大好きですが行くまでいろいろスケジュール

    調整したり忙しい思いして面倒だなって思うけど

    旅立てば全て忘れて楽しめる

    その昔都の立派な官位を捨てて漂泊の旅に出て

    和歌を詠んだ西行法師に憧れます

    自分には出来ませんけど

    旅行にはいつも一冊本持っていきます

    いつも興味深い本の紹介ありがとうです

    ではでは

  • まるみる 2015年09月05日

    旅とは、とりたてて遠くへ行くことではなく、家を出る時は
    全て旅のような気がします。

    また、たとえ一人であったとしても、元気に、行ってきます、
    という心構えで、家を出て、仕事等に向かえると素敵だと
    思います。。。

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