半夏生

今日は、雑節のひとつ、「半夏生(はんげしょう)」

その名前の由来は、色々あります。

たとえば、サトイモ科の「ハンゲ」が生える頃という説。

そのほか、ドクダミ科の「ハンゲショウ」の上部の緑の葉が半分ほど白く変色…つまり、「半化粧」する頃という説なども。

昔は、「夏至」が済んでから「半夏生」に入る前に田植えをするのが好ましいと言われており、
農作業の目安にもなっていたようです。

そして、田植えが終わった、この日、
「稲の根が蛸の足のように地に広がってしっかり育つように」と、
蛸を食べる習慣が生まれたとか。

ちなみに、蛸ではなく、うどん、おもちなど他のものを食べるところもあるようです。

風習は、場所によって、様々!

また、地方によっては、
この頃に降る大雨のことを、
「半夏生」や「半夏水」と呼ぶところもあります。

梅雨の折り返し地点にあたる頃ということで…
注意を呼びかける言葉だったのかもしれないですね。

梅雨後半も、最新の気象情報に十分お気をつけください。

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